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家を売る・買うって、具体的には何するの?

毎週水曜日更新のnoteマガジン「引っ越しと子どもの進学に伴う働き方チェンジの記録」5日目(5週目)。
今日は、「家を売る/買う」時に、具体的にどんなことをしたのかをご紹介します。

「家の売り買いのハードルが高くて、引っ越すかどうか迷っている」「なかなか夫婦で話し合いの時間がとれない。どうやって二人で意思決定をしていったの?」「家の売買では具体的に何をするのか、気になる」という方の参考になれば幸いです。


「家を売る」って、何するの?

(あくまでもうちの場合ですが)家を売るときの流れは以下の通りでした。

1.今後、住まいに充てる予算を計算する(家計簿ライフプランニング表を見直して、希望売買価格を仮で決める)
2.希望条件の優先順位を整理
3.不動産仲介業者を探す&家の査定
4.不動産仲介業者と面談・(買い替えのため→)仮物件でローンの仮審査
5.家を売りに出す条件(金額や引き渡し希望時期)を設定、売り出し開始
6.内見対応・価格調整
7.購入希望者の方と売買契約

仲介手数料などもかかってくるので、どれくらいの価格で売り出すと良さそうか?最初に計算しておくのが大事だと思います。(仲介手数料は、不動産価格によって変動します。計算式が決まっています。)

「家を買う」って、何するの?

売るときと似ています。

1.住まいに充てる予算を計算する(家計簿ライフプランニング表を見直して、月々いくらまでなら過剰負担にならないかを確認する)
2.希望条件の優先順位を整理し、仲介業者に相談
3.気になった物件を内見
4.購入希望が固まったら「申込書」提出(価格交渉ができるのはこのタイミングだけ)
5.契約(&細かい打ち合わせ色々)

一通りの流れを経験して思うのは、家って、あれこれ考えて動くのも大事だけど、「ご縁」の部分も大きいよなあ…ということです。
「このエリアに、これくらいの広さの土地が欲しい!」「このタイミングで住み替えたい!」と思っていたとしても、売る人・貸す人がいなければその住み替えは実現しません。

急がなければ良い物件が出てくるのを待つのもありですが、引っ越すタイミングが迫っているのであれば、「今ある選択肢から選ぶ」という前提で、「100%満足する物件はなかなかないから、優先順位をはっきりさせて納得のいく選択をしよう」と意思決定していくものだと思います。

家を売り買いする時の諸費用って?

家を買うとき・売るときには物件価格以外にも費用がかかります。

たとえば、銀行に払うローン手数料や不動産仲介業者に支払う仲介手数料(両方とも、ないところもある)、司法書士に払う登記費用などです。

総費用を(概算でいいので)計算した上で、家の販売金額や購入予算を決めることが必要です。

ちなみに、家を買ったときに利益が出た場合には、その利益に応じて税金がかかってくるので、所得税申告の際に「住宅ローン控除を使うのか、3000万円特別控除を使うか」といった決断も必要になってきます。

話し合いをスムーズに進めるには

なかがみ家では、物件の売り・買いについての話し合いの際に、以下の2つのことをしていました。

数字でわかるものは表を作って数字を出す(40年後くらいまでの支出・収入の予定・固定費の一覧など)
物件比較の際にはメリット、気になる点などを表にまとめて、夫婦で「物件と希望のマッチ度」を都度確認(◎〜△に分ける)

わざわざ表を作ったのには3つ理由があります。

①私が「目で見える状態で整理」するのが好き
②状況の整理や話し合うべき事柄の把握がしやすい
③夫婦でお互いの意向の確認がしやすい

仕事をしていると、家族でゆっくり過ごせる時間は夜くらいです。夫婦での話し合いにあまり時間をかけすぎると、子どもが「まだー!?」と遊びたくなってきて話し合いが中断することも度々あります。
いつでも話し合いが再開できるよう、集めた情報や考えたことは、目に見える形で残していました。

さて、今日は文字数が増えすぎたので、ここまでにします。

次回、いよいよ働き方の話に入っていきます!
(学童やファミサポ、シッターサービスなど、預け先探しの話が始まります。)

パートナーと自分と、お互いに納得して前へ進むために

「家族のライフイベントの影響で、働き方を変えざるを得ない」「子どもの成長に合わせて、新しいことにチャレンジしたい」
仕事とプライベートは、切り分けるものでなく、一緒に考えるものだと私は思います。

たとえば「家事や育児、仕事、介護、お金のこと、自己実現」など、人にはさまざまな取り組んでいること・それに伴うお悩みがありますが、悩みはどれもバラバラに存在しているわけではありません。

なかがみは、「働く人が、悩みや課題と向き合いながら、しなやかに仕事をしていくためのセッション」をしています。

「いろんなことが複雑に絡み合っていて、何から取り組んだらいいのかわからない」
「パートナーの状況が〇〇で、自分がしたいことがなかなかできない」
「動いているのに、違和感があってしんどいかも…」

そんな時は、ぜひなかがみの「働く人のモヤモヤすっきり」カウンセリングにお申し込みください。

パートナーとの話し合いの前に、ご自身の気持ちを確かめておくことで、思いが伝わりやすくなるかもしれません。

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