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民具BANKの小屋づくり#001

ようやくはじまりました民具BANKの一般参加者と作る小屋づくり第1回目。
今回は一般参加希望者1名の参加で実施しました!
日時:2022年1月30日 10:00ー14:30
内容:午前/建設地整備・杭打ち
参加:1名
会場:亀岡市旭
天気:曇り


午前

● 建設予定地の準備


小屋の建設予定地

小屋建設予定地の準備。まずは草刈りと物の移動、スッキリさせてからでないと始まらない。どんな小屋にするのかしたいのか?想像力が働くようにするには余計なものはなくし、周りの環境と合わせてイメージを膨らませれるようにする。
ということで、本日は脇に生えていている雑草と置いてあった竹や木の資材を移動させるところから始めました。

先日一人で同じ作業をしていたときはここの主人がいなかったので、刈った草も最終的にどこに置いたら良いのか迷っていましたが、今日はここで野菜を育てているマックスが来ていたので、置き場を相談して移動。今日は二人での作業だったので捗りました。マンパワー大事。

すくった後は方にかけて担ぐ
歩いて移動も楽々、フォークのカーブか効いて全然落ちない。

マックスが「ピッチフォーク」(農業フォーク)と呼ぶ草を運搬する道具を出してきてくれました。話によるとマックスの母国オーストリアでは山岳部の農家でよく使うそうです。草を集めて運ぶだけでなく、ジャガイモを掘ったりするときにも使うそうです。
実際に使ってみて驚く!運ぶときにすくった草はぼろぼろと落ちてしまうんじゃないかと思っていましたが、意外と落ちない。よくできた曲がったフォークがいい感じに効いている。このピッチフォーク好きになりました。


●休憩

休憩はマックスも誘ってウッドデッキで。今日は持ってきたカモミール入りのほうじ茶。お茶を飲みながらコンテナ積み上げ方式でじゃがいもを育てるやり方をマックスから聞きました。これはなかなか重尻やり方で家の庭もできそうなので、やってみたいと思いました。工作はやっているけれど耕作はほとんどやっていないから手始めにやってみようか。
休憩は大切ですね。楽しい時間になりました。
次回は何を持ってこようか?お茶菓子も必要。

● スケール出し


参加メンバーや畑の利用者を小屋のイメージを共有するためはおおよその大きさと位置を視覚化しておく必要がある。移動させた竹の中から程よい大きさのものを選び、割って杭を作る。それを四隅に立てて横を簡単に繋いでいきました。

竹を割った杭を埋める

奥隣にはピザ窯、右には溜池と杉の木(だっけな?)があるので両方にゆったりを通ったり、座れるスペースを確保。小さい縁側と軒を作ったらゆったりできるかな?とか杭を立てただけで想像は膨らんでいきます。


昼食

● 焚き火


昼食には焚き火を。今回はお弁当やカップラーメンと簡単でしたが、食材を持ってきて焼くのも良いな思い、次回以降はそんな楽しみも増やして行けたらと思う。作業してる間にできるとか最高です。そういえば隣に蒸し器、燻製器らしきものが作られていた。

帰り際にマックスが大根をくれました!


午後

● 小屋観察会


小屋のアイディアを膨らますために近くの小屋尋ねる。小屋それぞれには良いところ散らばっているので、それらを集めていくことも大事な作業。
制作過程の準備には今回のような地味な作業もたくさんありますが、アイディアの種があると地味な作業も想像力で楽しいものにすることができます!


屋根のトタン、樹皮、竹のレイヤリングが素晴らしい。採用したい。
入り口の一段上がったスペース。荷物置き場でもなく、なんかちょっとした違う目的のスペース。いいアイディア浮かばないかな。


色は場所との組み合わせも大事。赤って目立ちすぎるけど、畑と竹藪の緑と合わさるといい感んじ。
窓の規格に合わせて作られた小屋

お知らせ

●次回は2月5日!

亀岡市内にある不要小屋で、解体して資材として循環させる予定の小屋を見にいきます。実測等解体前の記録づくりを実施します。

●そして、2月6日は!!

小屋づくりに必要な考え方を学機会として企画しているレクチャー&ツアー「民具から考える 暮らしの素材と知恵の循環法」第一回目伊達伸明さんによる「素材の目利き」を開催します。詳しくはリンクよりご覧ください。

●小屋づくり参加者も募集中です!

 参加希望の方は 件名を「小屋づくり参加申込み」、本文に氏名・メールアドレス・電話番号を記載の上、mingu.bank@gmail.com宛にメールをお送りください。
*小屋づくりは男性っぽいイメージがありますが、女性の参加者も歓迎しています!!バランス良くいろんなタイプの小屋を作っていきたいと思います。



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