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英語劇を作っています2023年の劇づくり

私は英語教室を運営していて、発表会で英語劇をしています。

こどもたちとの劇づくりは1か月。
私は4か月前くらいから劇のことを頭に巡らせているけど、子どもたちと教室で取り組むのは1か月だけ。

普段のレッスンは普通にカリキュラムがあるのでそこは崩さないためです。

今年は1か月早く劇の季節が始まりました。夏休みもずーっと劇のことをやって充電ができない感じのままキックオフへ突入。そんなことはいいのですが

今週で2週目。過去は劇づくりの記録を残せてこなかった。今日からは思い立って、心に残ったことを書き記していく。

昨日は、幼児さんと中学生の劇づくり。
幼児さんは、初めての本格劇なので私のほうがどうなるかなぁと不安いっぱいで始まってます。

でもでも!セリフを言わせようと思わなくていいのだと気づき始めたのは今週から。
歌の中にセリフがあるんだから歌えばいい。
私が踊れば踊る。
セリフを言えない子は言えないままでもOK。と私がオッケ~と思えばいいんだよね!と気づいたら楽しくなった!
子どもたちに「お腹すいたけど食べるものない~しぬぅ~」っていったら子どもたちは「おなかすいたぁ~~」ってひっくり返ってるんだもんね。で、ゴールが見えてきた!

昨日の中学生との時間はすてきだった。
私の衣装のアイディアに「え、やだ!」とか「持ってないし!」とかいってくる。最後まで聞いてよ!という私。
やり取りしてるときは、私の心の中は「いやだからって反対してくるなぁ!」って対抗心が芽生えていたんだけど・・
少し引いて考えたら、これって、私に意見を言ってもいい、って思ってもらえているってことかな。なんでもいい、って言われるより100倍いいな。と思えた。

けっこうなボリュームの内容のスピーチ。「覚えられる?」という問いに「行けると思う。来週まででしょ?」「ムリ!」とかいろいろあったけど、最後はやってくれるんじゃないかなと思いました。

そして、私は踊れないくせにダンス入れたいなと思っちゃったのでダンスをいれてます。生徒の中で踊れる子に「みんなに教えてくれるかー」、って聞いたら「いいよー」で、その時間全部お任せ。
そしたら、なんのなんの的確なレッスン。そのあと、ポーズは3回に分けたほうがいいでしょ、とかいって中1中2一緒になって、ダンスのフォーメーションの話し合い。

これ、最初と最後に違うダンスあるけどさ、同じダンスでいいんじゃない?覚えるの大変では?と私が提案すると
「そんなのダサいわ」と一蹴され。終わりのほうは、これだけでしょ?いけるでしょ、と踊りだすリーダー。同じなんて変だよ?と男子。

劇もダンスも上手いとかヘタとかじゃない。こうやってつくっていく時間が、一番の楽しみであり学び。

こういう時間を味わうためにやっているといっても過言ではない。これは、私だけではできないこと。みんなが、このメンバーだから作れる時間。
それを彼らも一緒に感じてくれていたら、こんなうれしいことはないな。
この感覚を持てたあとは、もう本番が怖くない(というのは嘘、やっぱりこわい、だって練習4回しかないし、今はまだだれも台本が頭に入ってないもん)

過去にはこの感覚がないまま立ったステージもあるように思う。っていうか、それに気づけるまでに私が時間かかっちゃってると思う。
劇が彼らのものにならなくて、私がさせている、という構図のままだとはっきりいって子どもたちも面白くないだろうし、私も苦しい。

だから、劇づくりの最初はやっぱり苦しいほうが多い。その苦しさを喜びに変えるには、劇を「生徒たちが作っている劇」にしていくこと。って言うのは簡単、それをするのは、毎回本当に手探り、これは本当にやってみるしかないというところ。それが私にはいちばんの学びだなって思う。

今日は子どもたちのどんな姿が見られるだろう!

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