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サバトラを救い続ける魔法の言葉

こんにちは、サバトラです。
先日、言葉の持つ力というトピックで何気ない一言に傷ついた話を投稿しました。たった一言が人を絶望させるなんて救いようのない話をしましたが、今回は逆に私を救った言葉の話をしようと思います。

セクハラという暴力

自己紹介記事に書きましたが、私はセクハラを受け社会からドロップアウトしました。(毎度くどいかもしれませんが、この記事が初見の方がほとんどかと思いますので。。むしろくどいと思うくらい投稿を追ってくれている方がいたら嬉しい)
今も療養中で、自分のココロの整理のためにnoteを初めました。

セクハラを受けて苦しかったことはいくつもありますが、激しい自己嫌悪が特にきつかったです。自分の落ち度を過剰に責め、立ち直れない自分に嫌気が刺しました。そのうえ、心身ともに汚されたように感じて自分自身が気持ち悪くて仕方なかったです。

そんなときでも幸いにも、希死念慮に囚われたり自傷行為にハマることなくどん底から抜け出せたのはカレがくれた言葉のおかげでした。

いつも私を救ってくれる魔法の言葉

カレとはセクハラに遭うずっと前から付き合っていて、数年前から一緒に暮らしています。

セクハラが私のキャパシティを超えてほとんど混乱状態にある中、カレに報告しなくてはと思ってポツポツと話し始めたときのことです。
一度話し始めると記憶が蘇り、話さないとと思うものの口に出すのも憚られるようなことばかりで改めて自分がどんな目にあったのかに気づきました。

「というか、カレに言うのも躊躇われるようなことをされてしまったんだ。自分が汚い。こんな自分のこと、カレは気持ち悪いと思うかも、いや絶対思うに決まっている。」

こんな考えで頭がいっぱいになり、みっともなくワンワン泣いて、ごめんなさいを連呼しました。

『なんで?』

取り乱す私の手を握り、抱きしめ、カレはごく自然な調子でなぜ謝るのかと問いました。そこから続けて『全然気持ち悪くないし、サバトラは悪くないよ。大丈夫だよ。』と静かにキッパリ言いました。

それからも不器用なカレなりに言葉を尽くして、私は悪くないし自分を責めなくていいのだと伝えてくれました。どれも私をちょっとずつ大丈夫にしてくれた魔法の言葉ですが、今でもココロの奥底に隠し持っていて落ち込んだ時に引っ張り出しては私を救ってくれる宝物はあの時の『なんで?』なのです。

私を肯定してくれる人がいる

私は自分を肯定できず、嫌悪感で溺れそうになっているときにカレはたった一言の質問で私を肯定してくれる人がいることを示してくれました。

多分、私を救おうとか気張って放った言葉ではなくて、『そんなこと言ったっけ?』とすら言われそうなくらいですが、カレの何気ない一言は私の中ではピカピカの宝物になりました。言葉ってすごい。すごいんです。

明日はカレのスキなものをたくさん作って、一緒に食べよう。

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