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結婚相談所に行くんじゃない

結婚相談所に行くんじゃない

衝撃的な見出しではじまる今回のコラムですが、結論から言うと表題の通りです。「いやいや私は結婚相談所で結婚しましたよ」という方も居るでしょう。そういう方は結婚相談所以外の場所で婚活をしても結婚できたのだと思います。

婚活には様々なタイプがあり人によって選ぶ婚活のスタイルがありますが、結婚相談所はどのスタイルの人にも適さないと私は思っています。その理由について今日は書いていきます。

婚活をビジネスにしているという罠

結婚相談所の売りの一つに「昔は近所に存在したお見合い相手を紹介してくれるおばさん」の代わりを担うかのようなふれこみがありますが、まずここが間違いです。

お見合いをセッティングしてくれる近所のおばさんはボランティアですし、善意で相手を紹介してくれますが(ミスマッチングは起こりますしおせっかいという形もありますが・・・)結婚相談所はビジネスです。

そして結婚相談所は儲かります。ビジネスとして儲かっているのを証明するように多額の広告を打ち出しているのを皆さん目にしていると思います。

優先されるのはあなたの結婚よりも利益です。ありとあらゆる婚活に対し我々は良い点だけを利用する事がとても大事になってくるのですが、結婚相談所ではこちら側でコントロールできる部分が少なくまんまとカモにされてしまいがちです。要はコスパが悪いという事で、もう少しこの点深く掘り下げていこうと思います。

利用者の利益とは?

結婚相談所利用者の利益とは言うまでも無く、理想の相手との結婚です。自分にとって良い相手と結婚できるなら、出し惜しみせずに高い金額を払っても構わないと考える人は多いでしょう。実際私も本当に理想の相手と出会えるのであれば、高い金額を払って結婚相談所を利用するのに反対はしません。

ただちょっと考えて欲しいのですが、結婚相談所が紹介してくれる相手ってどこから来た人なのでしょうか?

そうです。紹介してくれる相手の男性も高いお金を払ってきた利用者です。他の業種のサービスであれば、金額に応じて質の高い人や物が用意されますが、結婚相談所は全く関係ありません。

高い金額の理由

他の婚活と比べて結婚相談所が高い理由は何でしょうか?理由はコンシェルジュの有無です。冒頭で書きました「お見合いセッティングおばさん」と同じ役割の人ですね。

このコンシェルジュが私が結婚相談所をオススメしない一番の要因です。コンシェルジュ側からして婚活の際に結婚相談所に来る人間はカモにするのにもってこいの性質を持っています。

高いお金を払ってでも結婚をしたくて、時間的猶予がそれほどない。加えて友人知人に頼って結婚相手を探す術がない。語弊があるかもしれませんが、追い込まれている人ほど手籠めにしやすいのは間違いありません。

加えて婚活していることを隠す人も多いですから、相談相手がコンシェルジュだけという人も多いはずです。その先は書かなくても結果は分かりますね。

善良な結婚相談所は無いのか?

日本全国全ての結婚相談所を知っているわけではないので、善良な結婚相談所が中にはあると否定はしませんが、大手の結婚相談所は間違いなくこれに該当しないと言っておきましょう。

先程も書きましたが大手の結婚相談所は兎にも角にも利益を出さなければいけません。利益優先で無いNPOの結婚相談所であれば所謂善良と言える可能性がありますが、そうでないと・・・難しいですね。

利益優先の結婚相談所になると何がいけないのかについては、以下箇条書きで書きたいと思います。

大手の結婚相談所をオススメしない理由

・料金が高いのに参加者のレベルは他の婚活と変わらない

・料金が高いので結婚する相手に求めるハードルが高くなる

・相手も全く同じで自分に対するハードルが高い(ここ重要です)

・掛けた金額の元を取ろうと本来の婚活とはかけ離れた行動をとりがちになる。(豪華なパーティへの参加券等)

・全てコンシェルジュ任せの婚活になるので、なかなか理想の相手と出会えない(1日で退会されては相談所も困るので、退会を引き延ばされます)

・コンシェルジュがサポートをするので、相手のネガティブな情報は隠される。(例えば借金等はコンシェルジュからは隠して交際に入るように促されます)

・結果ミスマッチが起きやすい。交際中にミスマッチに気づけはまだ良いですが、結婚後に気づいたとしたら目も当てられません。

如何ですか?

これでも結婚相談所を利用したいと思うでしょうか?

次回は逆にオススメの婚活の場を紹介したいと思います。

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