見出し画像

朝活古典:菜根譚

校長が、痴漢で捕まった。
不清潔なお婆さんでも、礼儀正しい。

どちらも、僕が出会ったことがある人です。

どうやら、人は相手の見た目や肩書で、相手の人柄を判断してしまうようです。
これを、思い込み・偏見・認知バイアスと言ったりします。

逆に、相手からの見た自分も、見た目情報で判断されているということです。

接客業をしているなら、
「親切に対応してくれるんだろうな」と思われるし、
飲食業をしているなら、
「美味しい料理が今から出てくるんだろうな」と思われます。

しかし、自分が行ったことが、必ずしも相手にとって満足のいく結果になるとは限りません。

クレームに繋がり、お客さんにも上司にも責められるかもしれません。

もちろん、次も同じことがないようにする改善の努力は必要です。

覚えておいてしいことは、仕事をしている自分を責められているだけで、本当の自分を責められているのではないということです。

生きていると、
「どうして自分のことを知らないやつに、こんなことを言われなくちゃいけないんだ」と思う出来事に遭遇します。

仕事として関わっているなら、仕事として割り切り、本当の自分を知っている人との付き合いを大事にすれば、それで良いんです。

とはいえ、理不尽な説教・クレームは辛いし、しんどいですけどね。


コラム
僕が出会ったことがあるクレーマーは、皆見た目の印象が、元気のない人でした。
ところが、こちらのミスに気がつくと、どんどん責める。
そうやられて生きてきたのでしょう。
自分がされたことを、他の相手にもしているというスタンスなのかもしれません。
今は令和時代なので、力で人を動かさない指導方法が広まってほしいと願っています。

この記事が参加している募集

スキしてみて

古典がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?