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まさみんアーカイブス 1999.2.22-28

1999年2月22日から28日にあった出来事。

この年の2月22日 、- iモードサービスがスタート

iモード! 懐かしい!iモードといえば、日産のドライブエッセイを書いていたんだなあ・・・。 クルマと旅する大人のoff っていうタイトルだった。          高校時代の私は、女子にモテモテだった。他の高校の女子が、私の通う学校に忍び込み、教室から私のノートが盗まれちゃったこともあるくらい。  いろんな女子と、交換日記もしていた。いやはや、宝塚ばり

<Issue 1 - バレンタイン・メモリー>

あなたにとって、1年12ヶ月のうちで一番インパクトのある月っていつですか??
新年だから1月?それとも年の瀬の12月?
自分の誕生日月とか??
やっぱり、何か行事がある月かな?
2月って、2月って・・節分とバレンタインデー。
芝居づけの人生送ってると、結構行事に鈍感になってしまうんだよね。
2月に公演をやったことはないけど、毎年稽古期間なのかな、たぶん。
おまけに、他の月に比べて短いでしょ。2月って。
大人になるにつれ、だんだんと行事にも緊張感がなくなって・・
うわあ、なんか寂しい。
いくつになってもバレンタインデーにチョコをあげてる夫婦ってのも   良いかな?
でも、年を重ねると、チョコよりかりんとうとか、羊羹なんかを     頂けたほうが有り難かったりしていくのかしら。
うわあ、なんか違う…。
皆さんそれぞれにバレンタインデーにまつわるいろいろな思い出があると 思うんだけど
はい!もちろん、私にだってあるんです!
うん!最高記録は20・・数個。
あれは、確か中学3年生の時だった。
クラスにね、好きな男の子がいたんだよ。不器用な私もね、       手作りのチョコレート!って
板チョコ買って、溶かして固めただけなんだけど。           あげようと、心に決めて、どきどきしながら学校へ行ったわけよ。
男子(うひゃーなつかしい響き!)は一時間目から           なんだかそわそわ落着かない様子。
普通に用があって名前を呼んだだけでも、               なんだかはりきった返事が返ってくる、げっ、気持ち悪い。
何期待してんのよお。いつもはそうじゃないだろっ!          今更なんだよ、もう、遅いよ。バレンタイン査定週間は         もうとっくに終わったぜ!なんて、そう、思った…。
今日は特別な日。
授業の間の休み時間には、普段見慣れない顔の来客がある。
これがまた、出入り口側に席がある奴にとっては、いい迷惑なんだよねえ。
「すみません、○○先輩をよんでもらえますかあ。」
「あっ、○○さんだね、ちょっと待ってて。」
まるで、受付!
人気者は、チャイムがなったら自主的に廊下にでてくれ!        ってそう、思っただろうなあ。
なんかでも、今考えると、あの休み時間の緊張感ったら、笑える。
あの日だけの特別な緊張感。
「すみませーん、原先輩お願いします」
受付の男子に呼ばれて、廊下へむかう。
扉の外には、まちかねた後輩の黄色い声。
なんかねえ、チョコレートをもらえるのはいいけど・・
私ったら、男子にとっては、敵だったんだよね、これが。
最高記録20数個のチョコレート。
実は、これ、あげたんじゃなくて、一回にもらったチョコの数。
「原先輩お願いします。」の声に、                 「なんだよ、また、原かよ。」という声。
教室の出入り口の彼には悪いことしたと思うわ。            何度も「原さーん!原さーん!」と
呼び出してくれるんだから。
その彼は、とっても地味で、おとなしい男子。
色白で、体育なんていっつも見学者(これまた懐かしい響きでしょ)。
でも、頭は良かったんだァ。
彼が「原さーん」と呼び「あっ、ごめんね、有り難う」と私が言う。
チョコのおかげで私は彼と会話が出来るんだけど…
その日の放課後、勇気を振り絞って彼に声をかけた!
「○○くーん!」
「原さんって、男なんだあ。                      チョコレートいっぱいもらったんだろ。ふふふ。」
ショック!!笑われた!!
きっと、陸上部の私は、彼にとって、                 全く彼とは違う人種にうつっていたんでしょう!
可憐な乙女の心は傷ついたのであった。
今だったら、今だったら、
「当然よ!私は、人気者だから!!」                 くらいなこと言っちゃって笑い飛ばしたところで
ずうずうしく、手作りチョコレートを渡せてしまうんだろう!!
たとえ、嫌われた?としても…。
まあ、いまだにね、中野サンモール商店街を歩いていると
「お兄さんかわいい子いるよ、安くするから遊んでかない??」     なんて呼び込みの兄さんに声をかけられる。とほほ。
劇団員丹保とゆうじ、そうれっきとした男と歩いていたのに、      何故、私に声をかけるのか
困ったものだ。上京したての頃には、                 歌舞伎町で「レズバー」にスカウトされた経験もある。         店の名は、「パブ スーパースター」忘れもしない・・。
そういえば、あの名刺、どこにいったっけ??
さて、さて、Weekly Hara Worldと題したからにゃあ、毎週更新しなきゃね。
劇団員ゆうじくんに「Weeklyでいこうか!」なんて、          のりで発言したものの、
いや、もう、動きだしたら・・後にはひけん!
そんなこんなで…
Weekly Hara World 開始!!
注釈)
まぜ卵では稽古後のミーティングが深夜に及んだ際に、         午前2時をすぎるとつかれている劇団員の迷惑も考えず         妙にハイテンションで元気になる原を意味してこの時間帯を     「Hara World」と呼んでいるのである。
注釈の注釈)
これは、原の勝手な解釈ゆえに・・その真相はわからない・・。
劇団員よ!いつも遅くまでご苦労!!

#バレンタイン #エッセイ #青春 #shim・zen・vie !

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