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マーケティング基礎〜戦略的価格設定②〜

どうも、スズキです🐟


本日は「マーケティング基礎〜戦略的価格設定②〜」というテーマで綴っていきます。


これまでのマーケティング基礎を見直していただくとより理解が増しますので
ぜひ読んでみてくださいませ。


以前、マーケティング基礎〜戦略的価格設定①〜
と投稿しました、その続きになります。
前回の投稿は下記から👇

https://note.com/mineral64/n/n23f4f1addf57


今回は
新製品の価格設定はどのように決めているのかみてみましょう。


新製品の価格設定はその後の普及に大きく影響を与えるため重要です。


製品特性やブランド、イメージ、市場関係を踏まえ
慎重に検討した上で効果的な価格設定を行います。

具体的には


ペネトレーション・プライシング
スキミング・プライシング

という手法が用いられます。


▪️ペネトレーション・プライシング

早期の市場シェア獲得を目指し、コスト以下の価格を設定することです。


例として
今では名前を知らない人もいないほどのAmazonが挙げられます。

日本で通販サービスを開始し
2000年11月当初はまだ大手販売事業者の参入があったものの
インターネットで商品を購入するのは一般的ではなく


当初は商品の送料が必要
そこから2009年にはキャンペーンとして送料を無料
翌年には全商品無料を標準サービスとしました。


以降通販といえばAmazonをイメージするような大きなシェアを獲得し
2016年に一部ジャンルや有料のプライム会員を除いて再度送料を有料に変更しています。


この手法の狙いとしてブランドを広く認知させることで価格は低価格です。


価格に敏感な層から攻めていき

前提条件として製品に価格以外の差異がないことがあげられます。


デメリットとして設備投資や資金繰りにおけるリスクが大きいことです。


▪️スキミング・プライシング

早期の資金回収を目指し、導入価格を設定することです。


例としては
AppleのiPhoneがあります。

Appleは2007年以降iPhoneの新規販売価格を徐々に上げていっており
米国で価格帯が最もピークとなったのは1400ドル
ヨーロッパでは2000ドルにもなっています。


この手法の狙いは早い段階で大きな利益を確保することで、価格は高価格です。


価格に敏感でない富裕層から攻めていき
前提条件として製品に競合他者と明らかな違いがあり
競争の心配が少ないということがあげられます。


デメリットとして競合の参入を許してしまうことがあります。


繰り返しですが以上の2つは慎重な選択が必要です。


今回は「マーケティング基礎〜戦略的価格設定②〜」という内容で綴らせていただきました。


最後までご覧いただきありがとうございました!


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