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デザイナーマッチングについて#3

デザイナー発信のマッチングを立ち上げる際に
一番問題となりそうなのは、アイデアをオープンにする点だ。

誰だって自分の思いついたアイデアを守りたいだろうし、
それが良いアイデアなほど、誰かに盗まれたくないと思う。

当然だ

私自身もデザイナーだし、独自性を高めて
誰よりも早く新しいデザインを世に出したいと思うことがある。

だが、思っているだけで世に出なかったら?

ウォークマンだって、iPhoneだって、
「俺の方が先に思いついてたのに!」と叫ぶデザイナーが
この世にゴマンといるだろう。

カタチにできなければアイデアの価値は認知されないのだ。
タンスに大事にしまい込んだ一万円札そのものに価値がないように。

どうしても自分のアイデアを自分の力で世に出したい
世に出す為の仕組みもある。作ってくれる人も工場もある。
そういう方は是非とも自力で作ってほしい。

今立ち上げようとしているデザイナーマッチングの仕組みは
その一歩が踏み出したくてもハードルが高くて
素敵なアイデアを世に出せない人たちのためのものだ。

自分の優れたアイデアを広く世間に見てもらい
どうしたら本当に届けたい人たちの元へ届くか
一緒に試行錯誤できる人たちのためのものだ。

独占の優越感よりも相互扶助の優位性がわかる人のためのものだ。

次回からは、もう少し具体的に
サービスの中身についての考えを記述していこうと思う。


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