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ビッグモーター事件から見て取れる,日本人が宗教のように縋る保険という欺し

現在,自分,峯岸は,諸般の事情で一時帰国している。
先日,食事しながら様々な話しをしていた時に,事件になって騒がれた,中古車の買い取りや販売を行う,ビッグモーターという会社の話しになった。
この場に自分,峯岸の客が一人いたのだが,この彼が「今回のビッグモーターの件で,ずっと前から峯岸さんが話してる保険の欺しの話しを思い出しましたよ。まさに峯岸さんが話してた事まんまじゃないですか」となった。
今回のビッグモーターの件で,保険会社(損保)との関係性も指摘された。
自分,峯岸は,10年以上前から保険の欺しについて話してきた。
今回は残暑見舞いも兼ねて,いつもの世界情勢や学問や思想の話しとは違う,日本人が大好きで宗教のように縋っている保険について,その裏側の汚ない話しを書いて伝える。
だが保険も金融なため,国内政治も含む世界情勢とは大きく関係する。
こういう事も人生の知恵として知っておくと貴方にとって財産となります。

自動車で事故を起こした際の損害保険だが,日本には外資も含め幅広く展開している。
「あいおい損保」「アクサ」「アメリカン・ホーム」「セコム」「ゼネラリ保険」「ソニー損保」「損害保険ジャパン」「チューリッヒ保険」「東京海上日動」「三井住友海上」などが,主要な自動車保険を扱う会社である。
ビッグモーターはコレら保険会社の代理店として自動車保険を取り扱っている。
コレら保険会社が売っている保険商品に「対人補償額無制限」というのがあるのだが,実はコレが大きな欺しなのだ。
保険金を無制限やら1億円やら払ってもらう交通事故の被害者はいない。
保険業界の商売上の欺しである。
例えば40歳の中年サラリーマンが交通事故で死んでも3000万円ぐらいしか保険金は出ない。
保険会社と警察と検察と裁判所がグルになっていて,そうなっている。
且つ保険金詐欺のヤクザ(反社会勢力)たちが自身らで車を衝突させて保険金を奪ろうとするため,コレを阻止する為に上記の官僚3者が団結している。
自動車保険は必要悪で必要悪だから切実であり,ゆえに金融ビジネスになっていて各種の代理店業が手数料を稼ぐ為に蠢く世界である。
対人賠償責任保険が無制限とか1億円というのは国民(客)への欺しだ。
なぜなら交通事故の裁判になっても,そんな高額な判決は下りないからだ。

ドイツの医学統計学者のF・Lホフマンが考案したホフマン式という,事故での死亡時の損害賠償額の算定の際に使われる理屈の話しを簡潔にする。
今,大卒のサラリーマンで生涯賃金が3億円と言われている。
35年間,会社に勤めて人並みに出世して受け取る賃金が3億円という事だ。
だが本当に3億円もあるのか。
手取り50万円としても30年で2億円に届かない。
この3億円のうちの2.5億円は生活費で消えるため,生涯に貯蓄される額は退職金を入れても5000万円も残らない。
1円の蓄えも無く老後を迎える人間も現に多数いる。
借金だらけの人もいる。
だから40歳のサラリーマンが交通事故で不意に死んで,残りの25年分の生涯賃金が2億円だとしても,その内の1.7億円は生活費で使ってしまうため,3000万円ぐらいしか事故の損害賠償額は算定されない。
損害賠償金というのは事故で死んだ本人が受け取るのではなく,その遺族が受け取るものである。
だから賠償額は死者の貯蓄額と同じぐらいになる。
コレがホフマン式での算定で,ホフマン式でなくても,こういう金額になる。
だから「対人無制限」とか「いざという時は1億円」というのは保険会社による嘘の売りの文句である。
交通事故を起こすのは統計・確率的に,いわゆる現業職として車の運転を常時で行っている職種の人たちで,簡単に言えば肉体労働者たちだ。
そして前述したとおりヤクザたちが自動車事故の保険金を目当てに仲間内で車を衝突させて保険金を請求し合う。
この事実は,これまで一度も日本のテレビや新聞や雑誌で報道されたり記事になった事はない。
5月1日の投稿で解説したとおり,日本のメディア人どもは官公庁による発表報道だけで自身らで調査報道しない。
記者たちは誰も自社で調べて報道しようとしない。
だから日本国民は日常的に起きている,この保険金詐欺の実態を知らない。
こういう事は日本のメディアは報道しない事になっている。
「表に出すな。国民に教えるな」という不文律があるという事だ。

コレに類似するのが火災保険である。
年末になると日本各地で小さな町も含めて商店街などで小火(ボヤ)を出して燃える商店がある。
実はアレも殆どが火災保険金目当ての保険金詐欺である。
古い木造の商店は老朽化しているが改修費は無い。
放火が,どれほどの重罪であるかを知っていれば普通は出来ないのだが(殺人より重い),背に腹は代えられなくなった商店主たちは決行する。
「長年,火災保険金を払ってくれているのだから」と,電気の漏電か何かを原因という事にして小火を出し,店内を消火活動で水浸しにし,有耶無耶にした後に立派なビルに建て替わる。
商店会の仲間うちで一時は噂になるが,外側にまでは広がらない。
だから自動車や火災の保険の掛け金は高いのだ。
こういう暴力団たちの不心得者たちの所業による法外な利得を一般の真面目な者たちが負担しているからだ。
こうやってプロの業界談合で事件を握り潰して「国民には汚ない世の中の実態を見せるな」とされている。
本当なら車の保険金の掛け金など年間1万円も払えば十分なのだ。
保険会社が半分取っても制度として十分やっていける。
自身は営業マンでもないのに,たまの休日にしか乗らない車の保険に年間で2〜30万円も払っているバカが多数いる。
カスタムして楽しむ車マニアでない限りは,今はサブスク(サブスクリプション)の方が2年ごとに新車に乗れて圧倒的にコストが良い。
対物(ぶつけた相手の車の修理代)だって新車でも200万円しない車に,どうして1000万円の修理代を保険金として掛ける必要があるのだ。
こういうバカな事に疑問を抱かず自然な事だと思っている者は脳をヤラれている。
1000万円以上の高級車は別として,車どうしの接触事故で少し当たっただけなら,相手のバンパーが壊れてヘッドランプやミラーが割れてドアがヘコむだけだから,全て新品と部品交換するだけで合わせても50万円いかないぐらいだ。
ソレを保険会社の事故処理担当の社員と自動車修理工場の担当者が業者談合して,その場でコソコソと修理金額を決める。
ココで客(ぶつけた方の,この車の所有者)と,ぶつけられた方の2人は放ったらかしにされ,両者の談合の中には入れない。

いいですか,あらゆる職業において専門職の者たちは客(消費者=素人)を欺す。
医者も患者を欺し,弁護士も依頼者を欺し,教師も生徒(学生)を欺し,政治家も国民を欺し,メディアも視聴者(読者)を欺し,金融機関(銀行,証券会社,保険会社)は金融詐欺商品,保険詐欺商品を売って客を欺し,あらゆる公務員たちも自身の利権=特権(既得権益)があるため,コレを必死に守って国民を欺す。
観光地のタクシー運転手も地方からの観光客の場合は遠回りして欺す。
あらゆる職業において専門職は素人の客を欺すのだ。
どんな人も,自身が就いている職業のプロであり,逆に,その職業以外の事はド素人である。
自身は自身の職業で人を欺しているくせに,自身が他の職業の人たちからアホな客として欺されているという考えが出来ない。
もし自身が就業している業界の不正を暴いて国民(消費者=客)の利益の為に動き出したら(闘いだしたら),その者は業界から追放される。
この典型がNHK党の党首,立花孝志だ。
彼はNHKの職員時代に不正経理を暴いて事実上,追い出された。
自分,峯岸祐一郎も全く同じで,自分は死ぬまで,この世の全ての嘘を暴いて暴いて暴き尽くしていくと決めている。
だから自分はプロメテウスの系譜の人間だと思っている。
自分,峯岸は,各種の職業を上の方から俯瞰するように,それぞれの職業が隠し持っている内部の仲間内では公然たる秘密の類いを全て晒け出し,言論の力で暴いていく。
ソレが日本国民の利益だからだ。

自分,峯岸は,中華圏の10代20代の若者たちに「世の中というのは,こういう汚ない世界だ。君たちは親や教師から,こういう事を何も習っていないし彼らは教える事が出来ない。親や教師は現実政治を知らず社会勉強が出来ていないから子供(生徒)へ教える事が出来ない。キレイゴトなど一切ない実社会の汚なさを知って自覚しないとダメだ。自覚した範囲で表に出しながら,社会という荒野を仲間と一緒に生きよう」と,最近になって,やっと教えられるようになった。
いくら研鑽を積んで学力や知識があっても,実社会,現実政治の裏の汚さを知らなければ何の役にも立たない。
自身の経験として,その世界に在籍した実体験として,生の世界に精通していた者だけが表に出せる言質がある。
自分,峯岸は,1998年〜2008年までの10年間,レーベル(レコード会社)と契約してアーティスト活動していたため,音楽業界に身を置いていた。
だから,この業界(音楽業界)が本当は,どういう世界かを知っている。
例えば貴方が就業して所属している業界も一般的に捉えられているイメージと実態は違うだろう。
その事は自分,峯岸には分からない。
自分は貴方が就業している世界に在籍した事がない素人だからだ。
自分,峯岸は,こういう自らの経験から,政界,財界,メディア,芸能界,音楽業界,反社会勢力,コレらが裏で繋がっている事を知った。
だが,この事はコレら各業界に所属した者しか分からない。
だからガーシーが参議院議員になってからも芸能人たちの裏を暴いていた時に,知能の低いバカどもが「政治と関係ない事に突っ込むな!」と言っていたのだ。
政界と芸能界は関係どころか切っても切れないズブズブな関係である。
政治家(国会議員)は選挙票をくれる後援会の支援者たちの要望に応える為に,芸能人やアーティストの公演チケットを取っている。
内閣府の広報・宣伝大使や選挙のテレビ広告に芸能人やアーティストを使っている。
ココをメディアを使って繋げるのが広告代理店(電通)である。
だから政界は芸能界,音楽業界,メディアと密接に繋がっている。
互いの不祥事は表に出さない事にしている,既得権益でベッタリの蜜月な関係である。

中国の共青団(中国共産主義青年団)出身の政治家たち,彼ら北京閥のカネ持ちボンボンたちはキレイゴトの無い実社会,現実政治のドロドロした汚さを全く知らない。
日本人もそうで,親のカネで大学へ行き,何の不自由も無く生活できている者は,明日や翌週の生きるカネが無く,どうするかを考えて絶望する経験をしていない。
泥水を啜りながら戦火の中を潜り抜けたとか,国境を越える為に飲まず食わずの中を生き抜いたとか,そういう苛烈な人生経験の中からでしか本物の学問や思想や理念は産まれないのだ。
だからキレイゴトだけで国家や会社は経営できない。
賄賂を受け取りながらも交渉,駆け引きし,国民と従業員を守っていくのが国家と会社の経営者である。
間違っているのは,この賄賂を国民(従業員)に還元せず自身らの私腹を肥やす為だけに使って利権(既得権益)化する事だ。
コレが今の日本という国家(政権)がヤッている事である。
国民(従業員)が恩恵を受ける事が出来るのなら汚いカネ(賄賂)も悪くはないのだ。
汚いカネ(裏金)を受け取る事も政治家の仕事である。
この事が理解できない者は現実社会を知らない子供の甘チャンだ。
自分,峯岸の客である中小零細企業の経営者たちは,経団連に加盟している大企業の経営者たちのように政府情報は一切,貰えない。
甘い汁の,お零れにさえ与れない。
コロナ・パンデミックの煽りを受け,消費税の納付や家賃やリース代や従業員の給料の支払いなど,資金繰りと戦って苦しんでいる。
だが,その苦しい顔は従業員や家族には絶対に見せない。
経営者は部下(従業員)に相談できない。
だから経営者は孤独なのだ。
経営者として上に立つ者は,世の中の汚くてドロ臭いキレイゴトの無い世界を知っていなければいけない。
下世話で,下品で,猥雑な世界も知っていなければいけない。
自身が自ら,その卑劣さと悪質な行為に手を染める必要はないが,冷ややかに横から見ているぐらいの悠然とした構えがなければ経営者として従業員を統率していく事は出来ない。
現実世界の裏の汚さを知らないといけない。
ソレが本物の経営者だ。
中国の共青団系の政治家や自分,峯岸の客の経営者たちは,このキレイゴトの無い現実政治の裏の汚さを知らない。
だから悪い事に手を染めてでも会社の利益を上げる,既得権益に入り込む者たちに巧みに丸め込まれてしまう。
育ちが良い優等生が故の弱点である。

「対人」と「対物」の他に「搭乗者傷害保険」というのがある。
貴方は普通の運転者が同乗者を怪我させる確率を考えた事があるか?
何でもかんでも保険保険ではなく,自身の頭で考えなくてはいけない。
「人身傷害補償保険」というのも同類の訳の分からない保険である。
搭乗者傷害保険と同じで運転者である自分自身と同乗者に払われる保険金だ。
起こりうるといえば起こりうるが,自身で起こした怪我の分を自身の保険に予め入っておけという,こういう,ふざけた保険も含め,保険の一切は,古代以来ユダヤ人が産み出した金融商品である。
保険は人の命や体の状態の将来の不確実性を金銭に換算するratio(レイシオ)と言う,金銭欲望,金銭崇拝,強欲礼賛の思想から生まれた
アメリカのビル・クリントン政権によって仕掛けられた金融ビッグバン(金融自由化)で外資の保険会社が日本へ上陸し,日本は金融植民地にされた。
だが日本国民は国内の談合が失くなりクリーン(透明)になって良かったと安堵した。
ニューヨークやスイスのユダヤ人がヤッている金融ビジネスがクリーンだと思っている。
外資系の金融企業は全てユダヤ人がヤッているビジネスで,この金融ユダヤ人たちが日本の反社会勢力(暴力団)も動かしている事を日本人は分かっていない。
人間の生死を保険にして,体の一部や人身売買から始まった古代以来の金融という商売の何処がクリーンなのだ。
ユダヤ人は自身が死んだ時に入る棺桶にまで保険を掛け,最期の最期まで金融博奕を張る。

「自倍責」(自動車損害賠償責任保険法に基づく国の強制保険)についても触れておく。
この自賠責から保険金は下りない。
国が下ろさない。
裁判になっても余程の事がない限り,この自倍責からの補償(交通事故の損害額の支払い)はされない。
「まず任意保険(民間業者の保険)から払わせろ」というのが国の方針である。
ソレは,なぜか。
自賠責は財務省の特別会計であり,この特別会計に自倍責で国民から徴収した保険金が入っているからだ
コレは赤字国債の補填(購入)の方に回している。
だから自倍責も財務官僚どもの,へそくり(お小遣い)なため,交通事故の保険金として下ろさないのだ。
正確には,この自賠責保険金も米国債買い(アメリカ様への貢ぎ)で消える
だから,これまで何度も話して書いて解説してきたとおり,社会保険料(給与税)も,この自賠責も含め,全ての保険金は財務官僚どもが管理する税金(血税)なのだ。
この財務官僚どもによる国民欺しを,一流大学を出て大企業へ入社したエリート・ビジネスマンでも理解できない。
なぜ理解できないか,ソレは前述したように彼らエリートも親のカネで大学へ行って甘やかされ,今は雇われているだけの無能な労働者なため,キレイゴトの無い現実政治(現実社会)の裏の汚さを知らないからだ。
本当の人類史(世界史)=学問と思想を学んでいないからだ。
保険金(保険料)が税金だという世界基準を,どうしても日本人は理解できない。
だから日本人は「日本は消費税が10%で,もっと高い国があるんだから恵まれてる方だ」と,バカな事を言っているのだ。
自分,峯岸は,国家が国民には公表できない財政をアレコレ調べ上げているので,この大きくは30ある特別会計という,官庁が表に出せない多くの秘密資金を隠し持っている事を知っている。
財務官僚どもはアメリカと自民党の政治家たちにも知られないよう秘密の裏資金を隠している。

ヤクザどうしで車を衝突させて保険金を欺し奪る以外にも,今回のビッグモーターの件のような詐欺は多数ある。
保険会社と企業が裏で談合してヤラセの請求書をデッチ上げている。
だからコイツらも詐欺師である。
それなのに日本国民はバカだから「こんな大きな銀行や証券会社や保険会社が私たち客を欺すような詐欺をヤル訳ないだろう!」と,本気で思っている。
実は,この交通事故の際の裁判所で使われる補償金(損害賠償金)の金額の決定には「赤本」(あかほん)というのがあり,裁判所と交通警察と保険会社の取り決めとして「被害者は全治3ヶ月の怪我だから,こういう場合は350万円」といった感じで細かく決められている。
自分,峯岸は,こういう裁判や法律のカラクリ,欺しを,友人の弁護士と10年以上前に共著で書いて電子版でリリースした。

貴方は立ち退き料について知っているだろうか。
公共事業としての駅前や道路の拡幅工事(区画整理)の際に,道路の後ろの方へ家を引っ込められる際の,その家の持ち主が幾らの補償金を貰っているかである。
こういう生のカネの話しは絶対に表に出ない。
つまりメディア(テレビ,新聞,雑誌,ラジオ)は報道しない。
なぜなら業界談合と言論統制があるからだ。
この立ち退き料は小さな家を立ち退かせるだけでも数億円になる。
全て税金から払われるのに公表しない。
だから一般道や高速道路の工事予算は多額の国家予算になるのだ。
ココに多くのドロドロの汚ない利権(既得権益)が絡んでいる。
ただ単に道路工事の土木・建設費用が掛かるという問題ではない。
日本はコンクリート(石灰石。コレは日本がサンゴ礁のようなものだから無尽蔵の資源である)と鉄鋼は世界一,安い。
だからビルや道路や橋やらは,どんな大きさでも安く建設できる。
公共建造物は自動車に次いで,いくらでも安く建てられる。
40年前は建設費が500億円した50階建ての高層ビルが今は100億円ぐらいで建つ。
高く付くのは裏金化している(強制執行回避の)買収費や立ち退き料である。
コレが年間で2〜30兆円ぐらいになる。
古くから住んでいる住民を立ち退かせるのではなく,政治(利権)絡みで選挙区の政治家や官僚やゼネコン(土建屋=建設会社)たちが都市計画発表(入札)の何年も前から入り込んで公共工事の予算に喰らい付くのだ。
この公金(国民の血税)に飢えた猛獣の如く群がり吸血鬼のようにチュ〜チュ〜吸い尽くす。
だから自分,峯岸は,コイツらをパラサイト(寄生虫)と言っているのだ。
こういう事も絶対に表に出ない。
すなわちメディアは報道しない。
なぜならメディアも同じ既得権益側で裏で繋がっているためリベート(報奨金)を受けているからだ。
立ち退きさせられる家は3階建ての新築ビルを無償で建ててもらい,その上どれぐらいの立ち退き補償金や税金の無税措置を受けているのか。
営団地下鉄の工事に伴う地上権(本当は地下権)設定の補償金は幾らなのか。
ココに幾ら日本国民の血税が注ぎ込まれているのか。
自分,峯岸は,東日本大震災の年に自らの足で国土交通省や道路公団や地下鉄公団や電鉄会社へ行き「この道路工事の立ち退き補償金を幾ら払ったのか,その金額と算定根拠を教えなさい」と調べて回った。
10年以上前に自分の足で稼いで作った資料と記録を保持している。

ではココで生命保険の大きな欺しについて記しておく。
日本人は世界一の保険民族であり,とりわけ生命保険が大好きである。
欧米圏から見たら日本人は美味しい客で,外資の金融機関のカモにされている。
貴方も生命保険に加入している(加入させられている)だろう。
だがハッキリ言っておく,貴方は欺されている。
自分,峯岸の言葉で言う,保険会社の従業員(勧誘員=外交員)という金融鬼に欺されている。
では実例で解説する。
自分,峯岸の客である,日本在住の68歳(男性)の会社経営者(日本人)がいる。
彼は40歳の時に死亡時に5000万円が下りる終身保険に加入した。
この終身型の生命保険は殆どが10年ごとの定期になっている。
そういう商品を金融鬼の外交員が勧めてくる。
この定期特約を理由に「契約の転換を,お勧めします。お客様の今のライフ・スタイルに合った,もっと保障を厚くした内容に見直しましょう」と,言ってくる。
コレが,この金融鬼どもが,よく言う「契約の見直し」である。
この転換の度に生保の外交員(代理店)と本社で50万円ぐらいずつ(100万円)を,客が営々と払い続けた資金から抜く。
こうやって内部で山分けする。
だから自分,峯岸の客が25年間も払い続けた保険料の中身は3回ヤッた転換でボロボロになった。
返戻金(この自身が払い続けた保険金に対し「返して戻すカネ」というのは奇っ怪な言葉)はゼロで,配当金は25年間で,たった17000円である。
この自分,峯岸の客は毎月56000円の掛け金を払っていた。
ソレが契約の見直しで163000円に跳ね上がった。
保険会社の外交員に新規の「ご契約プラン」とやらを見せられた。
この5000万円の終身保険は主契約である終身部分と,この主契約に付随している特約で構成されている。
だが,この主契約が5000万円のうちの100万円で,特約が残りの4900万円となっており,この特約の部分の4900万円は掛け捨てになっていた。
だから特約部分の4900万円は満期までに契約者が死亡しなければ吹き飛んで消える。
保険会社の言い分は「死なずに元気に生きておられるのですから喜ぶべき良い事じゃないですか」である。
高齢になれば死亡する可能性が高まるため掛け金が高くなるというのは分かるが,急に3倍になるというのはベラボウである。
資産家や経営者なら蓄えを切り崩しながら払うかもしれないが,現役を退いた普通の会社員階級だった者が毎月163000円も払える訳がない。
つまり生命保険(終身保険)は「掛け金だけ取って何も払わないでハイさようなら」という,契約者の命を対象にした賭博ゲームで,保険会社が勝って契約者が負けるようになっているデキレースなのだ。
最初から保険会社が圧倒的に有利になるように設定されているのだから勝つに決まっている。
生命保険は大きな病気をしたり慢性的な病気を抱えていたりすると加入できない。
健康な人(死亡する可能性が低い人)だけを選抜してゲームに参加させ(契約させ),その人が死亡するまで,いかに掛け金を引っぱれるかというゲームなため保険会社が勝つようになっている。

ガンも全く同じ理屈である。
患者が死ぬまでに保険で幾ら引っぱれるかを医師は逆算している。
診察の際は親身になっているフリをしているだけで,患者の体の事など微塵も気に掛けていない。
カネの計算しかしていない。
夜の社交場(ホストクラブ)での男と女の関係もそうで,カネを引っぱれなくなったら縁の切れ目である。
支払いが滞り払えなくなったら風俗に売り飛ばして売り掛け金を回収する。
この逆もあり,10年ぐらい前に上場企業の経理部の若手社員が接待で行ったキャバクラの嬢にハマり,会社のカネ6億円をネット・バンキングを使って自身の口座へ移し替え,このカネをキャバ嬢の口座へ振り込んで貢いでいた。
このワルの女が惚れた弱みを利用し,この上場企業勤務のバカ男から6億円の殆どを振り込ませていた。
そして数年後に会社に税務調査が入り,その際に,この不正経理が発覚した。
因みに,この女がバカ男に振り込ませていた6億円近いカネはホストクラブで散財していた。
だからホストが丸儲けだ。
このように,この世は欺すか欺されるかで出来ている。
保険そのものが完全に詐欺で,保険会社は従業員を食べさせる為に客を欺して会社を運営している。
明治時代は相互会社とか互助組織から始まった仕組みである。
「今は株式会社なんだから,そんな事は当たり前だろ」と居直っている。
だが今も相互会社の看板を掲げたままの会社があるが,それでも客を欺してボッタくっている。
プロの金融業者なんだから集めた資金を運用し,ソコから利益を出して客(契約者)に還元するという考えを持たなくてはいけないのに皆無だ。
なぜ出来ないのか,ソレは客の保険の掛け金をニューヨークの金融市場で運用して吹き飛ばしてしまったからだ。
この事は,この15年で自分,峯岸が暴いて世に出し,詳しく解説してきた。
リーマン・ショックでの大きな含み損を抱えて塩漬けされたままにある。
平静を装っているが保険業界では,とりわけ日本生命は大きな穴を開けている。
保険業界では日本生命がケタ違いの損失を抱えている。
以下に15年前の記事を転載するので読んで頂きたい。
実は今となってはコレが重要となる。


〜転載貼り付け始め〜

〜転載貼り付け終わり〜


上の記事は15年前,2008年7月の記事である。
この記事にGSE (Government Sponsored Enterprise)という文言がある。
Government Sponsored Enterprise,つまり政府機関(政府支援機関)という事だが,当時,自分,峯岸が解説したとおり,このGSEとされていたファニーメイとフレディマックはGSEではない。
つまり政府機関ではなく民間機関(民間企業)という事だ。
だから金融機関から買い取った債権(債券)を保証できなくなり破綻して国有化されたのだ。
この2ヶ月後に自分,峯岸が予言したリーマン・ショックが起きた。
このファニーメイとフレディマックは住宅公庫(かつて日本にあった住専と同じ)で,ココが金融機関が発行する債券(主に住宅ローン債権を証券化したデリバティブ)を保証していたのだが,ソレが出来なくなったという事は,金融機関が債務不履行に陥るという事である。
この時のアメリカは金融機関どうしで大量の債券(仕組み債)を売買していた。
コレで互いに手数料を取り合って利益にしていた。
ソコに穴が開いたという事だから,コレは大変な事になると自分,峯岸の頭の中でアラーム(警告音)が激しく鳴り響いた。
コレがリーマン・ショックとして現実に出現した。
このGSEを装ったファニーメイとフレディマックが発行していたデリバティブ(住宅ローン債権担保証券)を,日本の金融機関が大量に買っていた(買わされていた)。
その一覧が記事に出ている。
保険会社は日本生命が2.5兆円とケタ違いで抱え込んでいる。
銀行は三菱UFJが3.3兆円,農林中金が5.5兆円と,恐ろしい事になっている。
ココで考えてほしいのは,この数字は15年前である。
コレら日本の金融機関はニューヨーク市場でアメリカの国債や株式で自社資金を運用している。
だが3年前のコロナ・ショックでニューヨーク・ダウが大暴落した。
貴方もハッキリ覚えているだろう,リーマン・ショック以上の大暴落だった。
2020年3月16日にニューヨーク・ダウが3068ドルの史上最大幅の大暴落を起こし,ニューヨークに血の雨が降った。
この株式市場の大暴落が原油先物市場(NYMEX)と債券市場へ伝播し,原油価格が1バレル20ドルに暴落してシェール事業(シェール・ガスの採掘)に投資するベンチャー・キャピタルたちが発行する社債の債券市場が暴落した。
こういう山師のベンチャーたちが発行する高利回り(ハイ・リスクでハイ・リターン。だが本当は”ハイ・リスクでノー・リターン“)の債券(社債)が入っている仕組み債を,日本の金融機関が死ぬほど買わされている。
金融機関だけでなく大企業や年金運用団体や共済組合や学校法人も買わされている。
このベンチャー・キャピタルたちに融資していたのが3月10日に破綻したシリコンバレー銀行だ。
更に,この仕組み債を表面だけ貼り替えて日本で組成し直し,自社製(日本製)の金融商品として日本の銀行や証券会社が今もシレ〜っとした顔で売りまくっている。
ファンド(投資信託)も同じで,このファンドには想定元本(元本確定条件)というのが設定されており,例えば「日経平均が25000円を割らなければ利回り8%を支払います」という商品だ。

今,日本とアメリカは好景気で景気回復した経済大国である (笑)
なぜなら日経平均は32000円台で,ニューヨーク・ダウは35000ドル台だからだ。
ホラ,日経平均がバブル崩壊後の最高値となって景気回復したではないか (笑)
日本経済が復活したではないか (笑)
数字が嘘を吐くんですか?(笑)
このように日本国民は御都合主義なだけである。
自身の思想,理念,価値観,イデオロギーは全く無い。
自身が所属する組織を温存する為に,自身に都合の良いポジションに収まっているだけである。

銀行,証券会社,保険会社は,各地方都市の駅前の一等地に大きなビルを持っていた。
自分,峯岸の小中学生時代は給料も高く待遇も良いため人気の就職先だった。
1980年代の世界の株式時価総額のトップ5は全て日本の金融機関だった。
日本企業がアメリカの土地や商業ビルやテナントを買い漁っていた。
だが日本の金融業界は反撃に遭い,金融ビッグバンによりハゲタカ外資に乗っ奪られて金融植民地にされた。
だから今の日本で儲けを出すような投資先は一切ない。
そうなれば会社は利益を出せなくなり,それでも給料や待遇を落とせない,落としたくないとなれば,客(契約者)に戻すカネを削るしかないという事になる。
生命保険に加入している契約者は100人に1人(1%)しか死なない。
コレが68歳を越すと50人に1人(2%)に変わる。
それでも契約者の50人に1人だ。
病気や自病があり早めに死にそうな人は最初から精密にハネて排除して契約させない。
だから68歳を越しても契約者(客)は,なかなか病気で死なない。
ココに生命保険の旨味がある。
保険金の3000万円,5000万円,1億円を受け取る人は殆どいないのだ。
世界基準から見ると日本の生命保険会社は経費の取り過ぎで,まず客の保険料(掛け金)から最初に3割をガバっと奪る。
ココに外交員(代理店)の儲けと社員の給料の分が入っている。
この代理店の部分がビッグモーターに相当する。
ビッグモーターで例えれば,ココで保険会社と代理店(ビッグモーター)で最初の取り分を分ける。
残りを客に還元する資金として積むという題目になっているが嘘である。
客への還元は限りなく少なくなるように出来ている。
ソレが前述した見直し,転換,更新という手口だ。
ココから客の掛け金を抜いていくため殆ど戻らない。
「契約者(客)に戻すカネを削るだけ削って払わない」が生命保険と保険会社の本質であり,実態である。

自分,峯岸が子供の頃に,保険の外交員の優しそうなオバサンが微笑みながら自転車で家を訪問して回っているテレビCMが流れていた。
「笑顔を運ぶ」という一節があったと記憶している。
だが裏の実態は笑顔どころか欲に塗れたドス黒い鬼の顔だ。
保険業界の「更新」は,前の契約の内容を破壊して彼らのイイように作り変え,客(契約者)が積み立てた資金を盗み奪って別の新しい契約に変えてしまう事である。
かなりの悪質な手口で完全に詐欺である。
この転換をヤル度に外交員の儲け(取り分)が数十万円でる。
もちろん本社も奪る。
更に輪を掛けて経費を奪り,この分は客が払っている掛け金の中からゴソっと引き抜く。
客(契約者)は困っていないのに保険会社の言うがままに急かされて,契約内容が見直しされる事で次の新契約で,これまで払ってきた積み立て金が減る。
この減った分は外交員(代理店)と本社の儲けになる。
それなのに保険会社は「新規で入られる方と比べて保険料を転換価格に充当させているので,お得ですよ」と言う。
転換を利用した事で,転換価格によって保険料が割り引きされています」と言う。
こういう嘘を涼しい顔で言い放つ。
だからコイツらは詐欺師の金融鬼なのだ。

じゃあ逆に読者の貴方に訊くが,保険会社(外交員)が「お得ですよ」と言って勧めてくる商品を貴方は信用するんですか?
客が有利になる商品,すなわち会社の利益にならない商品を客に売るんですか?
保険会社(外交員)と話しをする際に,保険会社は契約者(客)が得する商品を教える事は絶対にないという事を肝に銘じておけば欺されない。
契約者(客)に有利な契約を外交員が勧める訳がない。
どうして,こんな簡単な事が理解できないのか不思議である。
彼ら保険のプロにとって客である我々は素人であり,公式サイトで保険商品の内容を見ても中身を理解できない状況で,外交員の言うままに契約してしまったら,ただでさえ保険会社が有利に出来ている賭博ゲームにて掛け金を払わされるだけで終わりとなる。
生命保険の本質は,自身の命を対象にした保険会社に有利なように設計されている賭博ゲームに参観する,という事である。
もちろん何かあった時に助けになるという面はあるが,全ての者が享受できる訳ではないという事を肝に銘じておかなくてはいけない。
保険契約を履行した者の裏にはババを掴まされた者が積み上がっているという事だ。
なぜなら全ての契約者が契約どおり履行していたら保険会社は利益を出せないからだ。

最後に重要で大きな真実を教えておきます。
前述したとおり,日本の金融機関,つまり銀行,証券会社,保険会社(生保,損保)は,自社資金をニューヨークの金融市場で運用している。
つまり客の掛け金や預金をアメリカの国債や株式で運用している。
ココでの運用で大きな損失を出しているため,客を欺して詐欺商品を売り付けて損失の穴を埋めているのだ。
日本の銀行,証券会社,保険会社は,この10年で大きく縮小している。
支店が凄い勢いで減少している。
農林中金という日本最大の金融機関は実質,機能していない。
上に転載した15年前の記事を読んで分かるとおり,リーマン・ショックで大打撃を受けたが,この傷がコロナ・ショックで致命的となった。
第一生命と分け合って農林中金の本店がある事になっている東京の有楽町のDNタワーは,もぬけの殻となっている。
かつて47都道府県の県庁所在地に農林中金の立派な自社ビルが建っていたが,今や殆ど消えて失くなった。
以下に日経の記事を載せる。


〜転載貼り付け始め〜

〜転載貼り付け終わり〜


このように農林中金は今年(2023年)3月に12兆円もの手持ち債券を売却した。
殆どが米国債である。
前述したとおりリーマン・ショックで抱えていたGSE発行の焦げ付いた債券が5.5兆円あったが,あれから15年経ちコロナ・ショックを経て4〜5倍に膨らんでいる。
だから資産という名の負債を売却できるだけ売却して世界恐慌への対策として身構えているのだ。

という事で,今回ビッグモーターという会社が保険会社(損保)と結託した不正が露見したが,こんなのは氷山の一角である。
前回も解説したとおり,この世は客を奪って喰う鬼が跋扈する世界だ。
欺すか欺されるかの世界である。
男と女の関係で言えばヤッたかヤラれたかと同じだ。
ヤレたら男の勝ち,ヤレなかったら負け(女の勝ち)である。
自分,峯岸の読者には,この世の欺しを見ぬく眼力を養ってほしいという思いから,今回は,いつもと毛色の違う内容で書いてみた。
こういう実社会論も今後は書いて伝えていこうと思う。
こういう世の中の嘘,欺しを見抜けるようになると,日本の政治が,いかに既得権益側どもによって形成され,国民欺しの嘘で溢れているかが理解できるようになるからだ。

峯岸祐一郎 拝


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