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六根清浄大祓

節分が過ぎてから、お参りも少なくなり時間が出来たので、大祓詞を浄書しました。御朱印を受けにきてくださる方のお陰で、だいぶ字が上達しました😆


さて、今日は私の好きな祝詞を紹介します。
自宅の神棚で奏上しているのが「六根清浄大祓」です。
六根とは「目、耳、鼻、口、心、身」のことで、どちらかと言うと仏教要素の強い祝詞です。なので、普通の神社で奏上することはなく、教派神道や山岳系の宗教で用いられることが多いようです。


↓どんな祝詞かは以下をご覧ください。↓


天照皇太神(あまてらしますすめおおかみ)の宣(のたまは)く
人は則(すなわ)ち天下(あめがした)の神物(みたまもの)なり
須掌静謐(すべからくしずまることをつかさどる)心は則(すなわ)ち神明(かみとかみ)との本主(もとのあるじ)たり
心神(わがたましい)を傷(いたま)しむること勿(なか
れ是(この)故(ゆえ)に
目に諸の不浄を見みて 心に諸の不浄を見ず
耳に諸の不浄を聞きて 心に諸の不浄を聞かず
鼻に諸の不浄を嗅ぎて 心に諸の不浄を嗅がず
口に諸の不浄を言いて 心に諸の不浄を言いわず
身に諸の不浄を触れて 心に諸の不浄を触れず
意(こころ)に諸の不浄を思いて 心に諸の不浄をを想はず
此の時に清く潔(いさぎ)よき偈(こと)あり
諸の法(のり)は影と像(かたち)の如し 清く浄(きよ)ければ
仮にも穢るること無し 説(こと)を取らば得(う)べからず
皆花(みなはな)よりぞ木実(このみ)とは生る 我が身は 則(すなわ)ち 六根清浄(ろくこんしょうじょう)なり
六根清浄(ろくこんしょうじょう)なるが故(ゆえ)に五臓(ごぞう)の神君安寧(しんくんあんねい)なり
五臓(ごぞう)の神君安寧(しんくんあんねい)なるが故に天地(てんち)の神と同根(どうこん)なり
天地(てんち)の神と同根(どうこん)なるが故に万物(ばんぶつ)の霊と同躰(どうたい)なり
万物(ばんぶつ)の霊と同躰(どうたい)なるが故に
為(な)す所の願いとして成就せずといふことなし
無上霊宝(むじょうれいほう) 神道加持(しんとうかじ)


とくに
「須掌静謐(すべからくしずまることをつかさどる)心は則(すなわ)ち神明(かみとかみ)との本主(もとのあるじ)たり
心神(わがたましい)を傷(いたま)しむること勿(なか
れ」の所が私は好きです😍


誰しも自分の心の中に神がいるというのは垂加神道の考えですが、私は好きです。そう思います。
「六根清浄なるが故に五臓の神君安寧なり」
ストレスは体に良くないって、昔から言われてたんですね~。
もっといろんな祝詞を知りたいと思うけど、神社神道から離れていく気が・・・・。
一周回っちゃえばいいか。

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