選手強化の現在地＃１

来季より和歌山県田辺市及びみなべ町を本拠地として活動していく[南紀オレンジサンライズFC]の監督と強化部長を担っている。

完全新規チームのため0から選手を獲得していく必要があり、残り20数名の選手を獲得しなければならない。

少なくとも来年の1月までにはこのミッションをコンプリートしなければならないのだが、それは簡単な話ではない。あと8ヶ月ほど。

今後このnoteでは[選手強化の現在地]として不定期ではあるが書いていこうと思う。もちろんここに全てを記すわけではないが、こうして書いていると自分の頭の中が整理されていると感じるし、数ヶ月後、もしくは数年後に見返した時に非常に面白いものになっていると思う。

あまりチームの強化について書いているような文章は見ることはないが、私自身がどのようにこのミッションと向き合っているのかを覗いて頂けたら嬉しい。

選択を迫られる学生へ

私にとって想定外だったことがこのコロナ禍の影響であった。そして3回目の緊急事態宣言の発令である。正直大阪府がここまでの事態になると思っていなかったし、徐々に他府県にも影響が出てきている。

大阪府吉村知事 現状では緊急事態宣言解除は難しいとの認識 | NHKニュース

広島県社会人リーグ 第１節 開催延期のお知らせ | 福山シティフットボールクラブ | 公式ウェブサイト

感染者数や医療状況と向き合いながらも、ここまで県を跨ぐ移動がしづらくなったり、実際に現在の私自身の仕事にも多分に影響がある。

本来は5月に入り和歌山県社会人サッカーリーグの視察や天皇杯和歌山県予選などの視察に向かう予定だった。(行こうと思えば行ける場面はあったが、大阪からの移動は流石に出来なかった）そして関西大学サッカーリーグの観戦とスカウティングであったり、実際に大学へ訪問し今後に向けてのご挨拶やクラブのことを知って頂く機会になるはずだった。

私にとっては特に強化の面で制限を受けている感覚がある。

そしてこの現状が必ずしも改善される可能性は読めない。オリンピックの影響やその後に関しても本当に想像がつかない。そして私は思った。