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真夏の大冒険。心の解放編。(1.と2.)

1.東京1日目
2.東京2日目 

3.那須岳〜朝日岳
4.あの頃ペニーレインと。
5.最終章。浅間隠温泉郷。

1.東京1日目 

急遽飛び乗った新幹線では、今夜の宿を探さなくてはいけなくて。
予定ではゆっくりとBookを読んで、思考を止めようと思っていたのだけれど。
せっかくなので、行きたかったホテルにしようかと探したけれど高かったので次の予定にアクセスの良い場所で決めた。
仕事でホテルステイも慣れてはいるけれど、ビジネスホテルにするのも味気ないと思って眺望が売りの部屋に決めた。
(結局、新しくできたインバウンド向けのビジネスホテルだったのですが)

眺望は最高

新幹線で隣になった方がずっと手持ち無沙汰でそわそわしている。
横目に入ってはいるけれど、私はBookが読みたい。
ついに膝をツンツンとされて、
あなたの足小さいね、って足を寄せてはなしかけてきた。
懐かしいコミュニケーションだった。
そうだった、こんなに簡単に交ざり合うことができるんだった。
何もかもが懐かしくて新鮮で、堪らなくみずみずしい気持ちになった。


確かにおっきかった


行きたかった展示、
東京現代美術間で開催されている
【デイヴィッド・ホックニー】
まだ存命の画家で、進行する彼の生き様を感じる事ができて大きな励ましとなる展示だった。

春がきた

Do Remember They Can't Cancel the Spring.
春が来ることを忘れないで

一番に飛び込んで来たメッセージ。
英語と日本語の行き来に表現の幅を見て、胸を打たれた。
ひりひりしていたむき出しの傷口、に急に染み込んで来たような気がした。

心を解放していると、飛び込んで来るメッセージにはっとする。
いつか観た映画で父親が娘に向かって
(あれは確か自家用ジェットの中だったかしら)

「心を開いていれば、いつか稲妻に打たれる日が来るよ」という言葉。

なんの映画だったかさっぱり忘れてしまったけれど、印象深くてずっと残っている。
(ジュリアロバーツだったかアンハサウェイだったかアンジェリーナジョリー? 全然違うやんけ)

心をオープンに。
忘れていた事の一つだと思い出して、
ゆっくりと心を解いていった。

そしてわたしは傷を負っていたのか。

そうそう、忘れてはいけないのが。
急遽、東京行きとなって連絡した友人。
いつもだと急に誘うことを躊躇してしまうのだけれど、何と言っても心の解放、
思ったままに行動してみる旅なので連絡をしてみた。

今夜一杯どうですか?
(そんな聞き方はしていないけれど、気持ちはこんな感じ)

偶然、美容院の後に予定が合って会うことが叶った。
お互いが少しずつ歩み寄って、会うべき人とは会えるのだなぁと思う。
忙しい毎日で少しでも時間を共有できる奇跡だと思う。
なんども話した仲だけど、いつも新しい発見がある。
リアルに会って交換する目に見えない情報、(表情や声、エネルギーの粒など)が結構重要で。
相手の事を知ったつもりにならないで。

人間関係において踏み込む事の大切さや、結びつきを確かめて得られる癒し、などを確認し合った。

会いたい人にはいつでも何度でもわたしは会いにいきたい。
SNSにやや疲れていたわたしは、
もうバーチャルに何の興味も未練もない。と思った。

もうないやん

2.東京2日目

思いがけず、東京での1日が付与されたのでこちらも行きたかった展示に向かう。

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