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OpenBlocks IoT をPC経由でリモート操作したい!

型落ち OpenBlocks IoT のBX1を、ドコモの3G網やAirManage2を使わずにリモート操作しました。

用意するのはUSB-UART変換ケーブルのみ。
PCを踏み台にしてリモート操作するというものです。

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で、その方法です。

OpenBlocksをPCと接続

USBをUART(シリアル通信)に変換するアダプタを介し、OpenBlocksをPCに接続します。

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接続すると、仮想シリアルドライバによって、PCからはCOMポートとして認識されます。

ターミナルソフトを起動

シリアル通信ができるターミナルソフトなら何でも良いので起動し、OpenBlocksのCOMポートに接続します。
今回はフリーソフトのTeraTermを使いました。

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PCの停止と再起動を抑止

シリアル出力を取りこぼしなく監視するため、PCは24時間連続で稼働させておく必要がありました。
PCが勝手に停止したり再起動しないよう、設定を変更します。

▼「電源とスリープ」からスリープなしに設定

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▼ Windows Update「更新プログラムの通知」をオン

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オンにしておくと、通知に反応するまで勝手に再起動されることはありません。この仕様は Windows10 Home でも Windows10 Pro でも同じです。

Chromeリモートデスクトップの設定

外部からPCを監視・操作できるよう、Chromeリモートデスクトップをインストールしておきます。Googleアカウントも必要なので取得しておきましょう。

リモート監視・操作

外部にある任意のPCで https://remotedesktop.google.com/access にアクセスし、ChromeリモートデスクトップをインストールしたときのGoogleアカウントでログインします。

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リモート操作したいデバイスを選ぶと、監視・操作を開始できます。