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ゴール設定に成功したければ健康であるべき理由

「人生のゴールは何ですか?」
と聞かれたとき、
あなたはどのように答えますか?

Mindset,incが運営する
「Mindset Coaching Academy」では

人生のゴール更新をサポートできる
コーチとなるための
教育機会を提供していますが、

その中で行われる講義の中には、
10年以上プロコーチとして仕事を
されてきたような方でも
全く知らないような

心と脳と身体性に関する
真実が語られています。

今日はその中から
新たなゴールを設定する際に
忘れがちでありながら、欠かせない
「健康とゴールとの関係性」
についてご紹介します。



●健康の構成要素とは?

そもそも健康とは何でしょうか?

まずおさえておきたいのは健康とは
身長「175cm」というように
固定化されているものではなく、

日々「入と出」の変化がある
「状態」であるということ。

そして、その構成要素は
大きく分けると下記の3つになります。

運動、栄養、休息
です。

最も重要な一つだけを
選ぶのであれば「栄養状態」のことです。

栄養状態こそが健康をつくっています。
それにも関わらず、
多くの人が気づいていないことは、

実は現代の人は全員、
「栄養失調」だということです。


●「栄養失調」と「運動嫌い」の関係性


なぜ、運動が嫌いな人がいるかというと、
この理由も実のところ栄養失調です。

単純に、誰もが栄養失調状態に追い込まれれば
運動をしたくなくなるということです。

極端な例で言えば、糖質カットを
十日間ぐらい実験でやってみたら、
動けなくなる。

実際、「運動が嫌い」というのは
そういう状態に近いということです。

栄養状態の結果として、
「運動が嫌い」ということになります。

「筋トレをしたい。」と言いながらも
モチベーションが続かないと言うのも
実は栄養が足りていないということ。

そして、やりたいことを
やることが出来ないというのも、

やりたいことをやるための
「栄養」が足りていないということです。

そして、その状態がコンフォートゾーン
となってしまっているというのが、
十中八九、体内で起きていることです。

「運動が嫌い。」というのは
脳の認知機能」ではなく、
実は「身体の栄養状態」の話。

栄養状態を変えれば、
運動したくなり、動きたくなる。

子どもたちはエネルギーが余っていて
元気すぎて、走り回っている。
だから、いくら炭水化物食べても
なかなか太らない。


●栄養状態を変えるための一手


では栄養状態が重要だと分かったとして、
実際はどのように変えていくのか?

結論から言うと、
「ゴール」を変えると
栄養状態が変わります。

逆を言えば、
栄養状態が変わるということは、
ゴールが変わる
ということ。

人生のゴールを更新すれば、
新しいゴールに対する
栄養状態が明確になる。

RAS(脳幹網様体賦活系:
無意識のフィルター機能)も発火し、

「そもそもこんなもの
食べている場合じゃない。」となる。

ゴールのほうに臨場感が
移動しているということは、
栄養のコンフォートゾーンがずれていく。

すると、過去の記憶で
栄養状態が良かった時と
近い脳の状態になり、
身体に入れるものが変わる。

身体に入れるものが変わるということは
「代謝構造」が変わるということ。

だから、もし、栄養状態が悪い人に
ゴール設定をしようと
コーチングをしたとしても、
高いゴールは出るわけがない。

また、コーチ自身の内部表現
(心と身体)を同調させ、
相手に変化を与えようとしても、
コーチ自身が健康でないと話にならない。

トレーナーであれば
自分が心と身体が不健康だと
お客さんにその影響を転写してしまう。

だから毎日、自分の状態は
自分で見ないといけないし、
それができないのは犯罪に近い。

重要なことを繰り返すと、
健康の中心にあるのは栄養状態。
栄養を変えたらゴールが変わる。

そして、その初手は何かというと、
ゴールを変えること。

栄養状態が変わらない
ゴール設定というのは、
ゴール設定に失敗している。

ゴールを設定し、
色んなことをやりたい
と思っているのであれば、
必然的に健康のゴール設定は変わっていく。


●栄養状態が変わったことを確かめるサイン


では、栄養状態・ゴールを変えようと
取り組んだ結果、
栄養状態が変わるとどうなるのか?

「動きたくなる。」
これが正しい反応です。

運動するということはどういうことか。
一番簡単にいうと、
「ホルモンの状態が変わる」
ということです。

運動でホルモンの状態を変えるということは、
ホルモンの概日リズム
(コンフォートゾーン)
を変える行為だということ。

つまり、
運動をするとコンフォートゾーンがずれる」
ということ。

例えば、10km走ると
「はあはあ」言っていた人が、
マラソンを日々していたら
10km走ることは簡単になるというようなこと。

運動することは
コンフォートゾーンをずらすのに
的確かつ早い方法であり、

コンフォートゾーンをずらすという
経験をするためには、
フィジカルトレーニングが効果的。

「コンフォートゾーンをずらす感覚を
手にしていただく。」

そのためにもMindset,incは経営者、
ビジネスリーダーの方に
フィジカルトレーニングを提供をしています。


●どんな運動がホルモンを変えるのか?

では実際にどんな運動をすべきなのか?

ホルモンを変える行為が運動だと
お伝えしましたが、具体的には
「強度な無酸素運動」が必要となります。

強度な無酸素運動で
ホルモンを変えようとすると
材料となる栄養が足りないという
ことがよく起こる。

そして、栄養がないと
アミノ酸の合成ができない。

運動をやっていながら、
栄養失調というのは最低な状態。

だから、「栄養と筋トレはセット」
と考えるのが当たり前。

栄養をハッキングすれば
ゴールは更新され、

ゴールが更新されると
栄養状態がよくなる。

栄養があるがゆえに動きたくなって、
ホルモンを変える
運動をやるということは、
より高度な栄養を摂取するかたちになる。

だから、さらにゴールが更新される。

栄養状態がいい人は、
必ず毎日運動がしたくなる。

意識的にそう思うのではなく、
直観的に動きたくなる。

動物はそもそも動くように
デザインされているので、
停止状態で24時間座ることの方が実は難しい。

座禅を組んで、
ずっと座っておくの難しいですよね?

しかし、
「そのあたりを10分間、歩いておいて。」
というと歩ける。
実は、静止状態を維持する方が
むちゃくちゃ難しい。


●どこを鍛えるべきか?身体のコアについて


では実際にはどこを鍛えるべきなのか?

哺乳類はお腹が肝。
お腹が冷えたら恒常性的には
低体温症になっているはず。

だから、お腹を冷やさない。
腹を鍛えるというのが重要。

アウターマッスルを鍛えるのではなくて、
インナーマッスルを鍛えるということ。

毎日、運動したい日常で
それがコンフォートゾーンであれば、
ホルモンをいじり続ける日常となり、
身体は栄養素が高いものを求め続ける。

いらないものをいれるのはあり得ない。

NGなのは
「健康になりたいから運動しなければ」
と言ってジムにくる場合。

それはHave to(義務感)からの行動で、
コルチゾールしか出ない。
だから、筋トレをしても意味がない。

健康は、
本当はどこから始まるかというと
「栄養から始まる。」
そして、その前提としてゴールが先にくる。

だから、コーチとしては
目の前の人のゴールが何なのかということを
初回の面接で見極める必要がある。

そして、「栄養状態を変える。」
そのための行動をする前にやるべきことは、
栄養に関する知識を入れるということ。

体系だった知識が入ってないと、
変化は起きづらい。

何もわからない中で
運動したほうが良いと言われたし、
聞いたし。という程度では腑に落ちない。

運動だけをやっても、
ゴールにも紐づいてなく、
強靭な肉体が必要かもわかっていない。

Have to(義務感)で運動している以上、
ホルモン変える運動なので、
コルチゾールが余計にでるだけ。

本当に意味がなく、筋肉が悪化する。
しかも栄養失調となる。
栄養改善が先で、その後に筋トレ。


●具体的にどのようなトレーニングすべきか?

筋トレは基本的にはBIG3。
背中と足と胸を鍛える。

胸は腕立て、背中を鍛えるときは懸垂。

ぶらさがって懸垂が
レベルが高すぎるのであれば何かを掴んで
背中に力を入れて上がってくる動作。
もう少し難しくするのであれば机の端を使う。

それだけでも身体は劇的に変わる。
そこまで出来たら、下半身はスクワット。

それを日常的にやってしまうということ。
すると背中の筋肉の操作でしか
身体を動かさなくなる。

そこまでいけると
日常で仕事をしていること自体が
明らかにトレーニングとなり、
生きていることがトレーニングになる。

栄養の知識をちゃんと入れれば、
何の栄養素を抜くのかを考える。
基本的には多くの人が
アディクション(中毒)なわけだから、
抜くものを決める。

プロテインをとっても太る人は太る。
ショートケーキを食べていても
筋トレをしている人で
太らない人は太らない。

「人生の栄養失調状態をどう改善するか」
これがカギであり、
食べている個別の野菜が
トマトのほうがいいとか、
キュウリのほうがいいとか
そういうことではない。


●まとめ


図2


多くの人たちはそもそも、
栄養失調状態。

そのような状態で
「今まで以上の動きがしたい。」
という気が起こるわけがない。

それでも一念発起して
健康のために動くとしてもそれはHave to。

その領域にとどまっている人に対しては、
コーチは健康領域で
ディスカッションしている暇はない。

他のWant toな領域で
ゴールを設定するところから介入する。

そして、立てるべき問いは、
「そのゴールが達成できる
健康や身体の状態とは何か?」


そうすることで
健康のゴールが立てられる。

ゴールが何もない中で
健康になりたいというのは、
無理がある。

健康じゃないというのが
コンフォートゾーンに
なってしまっているから。

ゴールを設定し、
より健康に近づくことでゴール、
コンフォートゾーンが更新される。

そして、人生の可能性が拡張される。

ゴールが更新されると今以上に物理的にも、

情報的にも「動く」ということが自然と起きる。
栄養が書き換わればゴールは更新される。

栄養状態はどうやったら変わるのか
ということについても、

ゴールを更新すれば
脳に対する栄養のオーダーが変わる。
ゴールを設定することで栄養が変わる。

そして運動をすればいいというのは、
「have to」 なのか「want to」なのかを
コーチはディスカッションのなかで見極める。

ゴール設定が出来たとしたら、
栄養状態の何が変わらないといけないのか。

例えば「アルコールを止める」といった
アクションが出てきていると
ゴールが設定できている。

達成したいことはゴールであり、
アディクションに負けている場合ではない。
アディクションは他人がつくった変性意識に
書き込まれてしまっているだけ。

Mindset,incはなぜパーソナルトレーニングで
フィジカルをサポートするか。
それは委託できる人が本当の意味でいないから。

美容であれば、
ビューティーアドバイザーを紹介するが、

抽象度が高い「健康」と「知識」のところは
他人に任せることができない。

「Knowledge Makes Your Life Easier.」

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