#7 コミュニティに関わる上で最初に考えたい4つのこと
今日はプロボノ経験のあるメンバーから届いたコミュニティに関するTipsをご紹介。
これから立ち上げる人、入ってみようと思っている人、どちらにも参考になればうれしいです!
コミュニティのメリット
コミュニティやNPO団体に入ることは社外交流につながる、視野が広がるといったメリットがあります。これはすでにコミュニティに関わる人もそうでない人も「そうだよね」と感じることかと思います。
でもメリットはそれだけではなくて
今向き合っている仕事や覚えたてのフレームワークの
プロトタイプ検証の場に使える
ということ。
わたしたちもMINDSという場をある種実験台として活用し、
今の職務では取り組みにくい領域への知見を溜めることができています。
でも、コミュニティはお金をいただいて取り組んでいる仕事でなかったり、バックグラウンドやモチベーションが様々な人が集まっているという性質上うまくいかないこともあります。
だから、
せっかく作った/入ったコミュニティがうまくいくために
やっておきたい4つのこと。
①リーダー・メンバーの明確化
通常の仕事であれば上司やプロジェクトリーダーが明確で指針もある程度は見えている中で事を進めていきますが、コミュニティやNPOは必ずしもそうではありません。
誰がなにを担当するのかを明確化し、人任せを生み出さないようにしておきましょう。
②最低限のルールづくり
カチっとしたルールで自分たちを縛るのは望ましくないですが、
なんのルールもないのは不要な揉め事のもとになってしまいかねません。
あくまでもみんなが積極的に関わり続けていけるための仕組みとしての
ルールはあるといいですね。
例えばこんなルール。
・コミュニケーションは積極的に行う!
・コミュニティのSNS発信を見たらいいねしよう!
・前のめりに参加しよう-MTG中、1回は発言する!
・お休みするときは必ず連絡。フェードアウトはしないでね!
③目的と課題を最初に整理
これはマストではないですが、期限の決まったNPOプロジェクトなどの場合は大切です。
コミュニティとして取り組むものはゴールやスコープの設定がとても難しい。でもだからこそ、初めに決めておかないと時間だけがあっという間に過ぎて消耗してしまいます。
④心理的安全性のあるチームビルディング
Googleのリサーチチームが発見した、チームのパフォーマンス向上につながる重要な要素である「心理的安全性」。
簡単に言うと思ったことを自由に発言できることや状態のことです。
チームビルディングはリーダーだけが行うことではありません。
ハーバード大学のエドモンソン教授はTedx Talksで、
個人にできる心理的安全性を高めるための3つの取り組みを語っています。
1. 仕事を実行の機会ではなく学習の機会と捉える。
2. 自分が間違うということを認める。
3. 好奇心を形にし、積極的に質問する。
コミュニティはみんなが主体
コミュニティはトップダウンでもボトムアップでもなく、みんなで進めていくもの。
コミュニティ”マネージャー”も1人のメンバーです。
親しき仲にも礼儀あり。ゆるやかなつながりにもルールあり。
所属するみんなが気持ちよく活動し続けられ、回り続けていくための最低限の下準備とマインドセットについて、フムフムと思ってもらえれば幸いです。
P.S.
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