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ストーリーと世界観こそマーケティングの肝:ポッドキャストの聞きどころ

アドビのクラウドサービス「Adobe Experience Cloud」の製品群を活用してCXM(顧客体験管理)に取り組む企業のマーケターをゲストにお招きし、日々のリアルな取り組みなどを聞くアドビのポッドキャスト番組「Marketer’s Talk」。

今回のゲストは、商社として半導体を中心に幅広い製品やサービスを扱うマクニカで、コーポレートマーケティングを統括している塚本祐子さんです。

グローバルに活躍する塚本さんに、デジタルとリアルをつなぐマーケティングの勘所などを伺いました。


<ゲスト>
塚本祐子:米国のIT企業においてローカリゼーションプログラムおよびプロジェクト管理に長く携わる。その後、日本に帰国しB2B業界で多様なマーケティング活動を経験。2020年、株式会社マクニカに入社。現在、グローバルにおける経験を強みに、テクノロジーを活用したマーケティング活動の支援をメインに活動している。

<パーソナリティ>
小松崎扶美恵(こまつざき・ふみえ):金融機関(投資信託、証券会社、銀行)で一貫してマーケティング業務に携わる、元アドビ製品ユーザー。2018年、アドビ株式会社に入社し、現在はDXインターナショナルマーケティング本部 フィールドマーケティングマネージャーを務めている。

*ポッドキャストの聞きどころは、アドビのポッドキャスト「Marketer's Talk」の内容を抜粋したものです。

第1話:社屋にショールームを作った狙い

塚本祐子さん

第1話では「デジタルとリアルをつなげるB2Bマーケティング」をテーマに伺いました。

マクニカは、自社webサイトでのマーケティング活動のほか、オンラインでセミナーなどのイベント、リアル限定のイベントやリアルとハイブリッドのセミナーも実施しています。コロナ禍以降のトピックとしては、自社ビルの1階にショールームを作りました。

「半導体をはじめとした“モノ”をいかに顧客に体感してもらうか」「製品やソリューションみたいなものを、いかに自分ごとにしてもらうか」を考えて開設したと、塚本さんは説明。

営業担当者は、お客様を自社にお連れするとショールームにご案内するそうです。ショールーム自体を営業ツールにしてもらうことで、コミュニケーションを強化し、最終的には成約につなげる狙いです。

ショールームができるまでの裏話や、営業活動での使い方などについても伺いました。

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第2話:反発あっても……海外チームと連携するコツ

小松崎扶美恵さん

マクニカは現在、世界23カ国81拠点で事業を展開しています。M&Aを中心に事業をグローバルに拡大しており、拠点によって扱う製品はさまざまです。

塚本さんが重視してきたのは、海外拠点の自立性です。どのような施策であっても、日本本社からの押しつけにならないよう配慮されるそうです。

このたび、グローバルでAdobe Experience Manager (AEM)を導入しました。各国でバラバラに運用していたwebサイトを効率的に運用することが目的でしたが、海外チームからは反発もあったとのこと。AEMのメリットを丁寧に説明することで、現場の理解を得ていきました。

塚本さんは、海外拠点の自立性を大切にする背景やAEM導入の具体的な目的、メリットなども教えてくれました。

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第3話:ストーリーの重要性 CESで学んだこと

マクニカは2024年1月に、米ラスベガスで開かれたテクノロジー見本市「CES 2024」に出展しました。CES出展は、塚本さんにとって大きなインパクトがあったと言います。

出展して驚いたのは、来場者たちが自社製品について想定を超えた使い方を提案してくれたこと。「お客様との会話の中で、自社製品の可能性の広さが改めて分かった」と話します。

他社ブースをご覧になった率直な感想も伺いました。とても魅力的なブースがあった一方で、大きなブースで良い製品を出しているのに、顧客が引いているように見えるところもあったそうです。その差は「見せたいものに、ストーリーや世界観があるか」と分析。製品単体をただ見せるのではなく、ストーリーで引きつけることが重要だと感じたそうです。

続いて塚本さんは、CESで特にすばらしいと思った日本企業のブースと、その理由についても話してくださいました。

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そのほか、

・たった3人のメンバーであれもこれも兼務!
・英語力は無関係? 海外スタッフとのコミュニケーションの肝とは
・マーケティングの視点に偏ると「頭でっかち」になる?

などについてお話しくださいました。

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