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丁寧生活13日目 偶然は神なり


我が家のキッチンは、家族交流の場。

喜怒哀楽のすべてが、ここで織りなされます。

神聖な気持ちで料理に集中できることは、
あまり多くありません。


だからと言って、
「私が料理中は絶対邪魔しないで!」
とも言えないし、

言っても絶対実現しないし(笑
ちょっとそれは違う気もします。


なので、今の心持ちは、
「その時々に起こることに、柔軟に対応する」
ということにしています。


今日も、昼食の準備中に、
夫と息子のインテンスな一場面がありました。

玄関で雨を眺めるのが好きな息子が、
裸足で玄関の外に出て、雨上がりの空を見ていたようです。

私は料理に集中していて、気付いていませんでした。

それを目撃した夫が、激しい口調で息子を叱りつけ
ビビッて涙目になった息子が、ダイニングに駆け込んできました。
(我が家のキッチンとダイニングは区切りがなく、
一続きになっています。)

夫は憤慨していましたが、私は心の中で、

「裸足で玄関先にちょっと出た位で、そんなにめくじら立てる?」

と思っていたのですが

それを口にすると、火に油を注ぐだけなのはわかっているので
あらあら、それは良くないね、と軽く流しておきました。


息子をなだめて落ち着かせ、再び料理に戻ります。


今日のお昼は、家族皆で一緒に食べられる数少ないメニュー、
「おにぎりランチ」。


すぐに気持ちを切り替えて、おにぎり作りに心を向けます。

今日のは、ピッキングしていない分づき米使用のため
あえて「おにぎり」と呼びます。
ゆにわ風の ”光のおむすび” ではありません。

でも、それ以外のプロセスは、
光のおむすびを作るときと変わりません。


ご飯が炊き上がって、手の中にご飯を包み込む時
ただ、光を思います。

昨年末、伊勢神宮参拝ツアーで
宇治橋の鳥居越しに見た、まぶしい朝日。

目を閉じて、その光の中で
おにぎりを握っているイメージを浮かべていました。

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すると、キッチンの窓から、急に光が差し込んできました。

なんて素敵なタイミング!

さっきまで雨で、ずっと曇り空だったのです。

おにぎりを握っている間、心地よい日差しを感じながら
優しい気持ちで作り終えることができました。


そして、シンクにたまった食器を洗い出したら
急に日が翳り、また曇り空に急変。


キッチンで色々ドラマがあったけど
おにぎりを作っている間は、
天照大神様が、「ここにいるよ」と
私の心に反応してくれたように感じて
じわーっと心があたたかくなりました。


偶然は神なり。


普段、私の料理によく文句をつける夫も
(感謝もしてくれてますよ!)

「このメニューは、毎食でも食べたい位だ。」

と言ってくれました。


息子は、
「ランチには海苔つきのおにぎり、
おやつは丸くて白いおにぎりにして!」と。


異文化ファミリーでも、ごはんとおにぎり(おむすび)だけは
みんなの大好物!


「お米」で家族が結ばれる。これこそが

「光のおむすび」

なのですね。


最後までお読みくださり、
ありがとうございます!


これを読んでくださったあなたが、
温かな光に包まれて、
毎日を送ることができますように。


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