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雪だるま

雪降る立春。
図書館に続く通り道には、雪だるまが2つ仲良く立ってました。
凍えるような夜をよくも耐え抜いたものです。

短い命。
陽の光を浴びてはやがて、この世から姿を消すのでしょう。
雪だるまを作ったのは誰だろうかと想像します。

お父さんとお母さんと作ったのでしょうか。
お兄ちゃん、お姉ちゃんとあるいは友達と一緒に作ったのでしょうか。
もしくは1人で黙々と作ったのかもしれません。

この雪だるまはこの世から消えてしまっても、
きっと作った人の心の中で生き続けるのでしょう。

何かを夢中で経験するときに、
私たちの心の中には「思い出」というファイルが生まれるのでしょう。

私たちは、そのファイルを開いたり閉じたりしながら日々の時間を過ごし、
その思い出は、私たちの一部になって、私たちの心と体を作っていくのでしょう。

最近、皆さんはどんな経験をしましたか?
皆さんの心の中には、どんなファイルが追加されましたか?

遊び心を忘れずに。


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