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MBSR講師養成 先生方からのメッセージ

2021年9月開講のMBSR講師養成講座の準備も着々と進んでいます。

6月6日(日)にはオリエンテーションも行い、多くの方にご参加いただきました。4月に開講している第1期生の方にも3人ご参加いただき、深い学びが行われていることについてご紹介いただきました。

当日、IMAからはプログラム・マネージャーのIngird先生、Module1, 3を受け持っていただくRene先生にもご出席いただきました。このプログラムの魅力の一つは、様々な国籍、バックグラウンドを持つ、15年以上の経歴を持つ経験豊かな講師陣から学べることです。

講師養成を受け持っていただく先生方には、これまでに日本向けにMBSR8週間コース、ウェビナー、Study Groupでの講師として英日通訳を通じてクラスをお持ちいただき、早くから言語や文化を超えてMBSRを教えていただくための準備を進めてきました。

オリエンテーション中、Ingrid先生やRene先生からは、MBSRを教えるということが自らの学びを深めたこと、この学びを通じて人生でかけがえのない仲間が増えたことなどの話がありました。

当センター代表の井上や、宮本も海外でトレーニングを受講してきた中で、一人で行って一人で帰ってくるという学び方をしてきました。今回30名の受講者の皆さんと学ぶことで、学びを深めるとともに、一緒の目標を持って学ぶ仲間の存在の大きさを感じています。

当日は、ご出席が叶わなかった先生方からビデオメッセージを頂きました。日本語字幕付き(英語)、4分半ほどの動画です。

動画にご登場いただいた先生方は以下の先生方です。

Frits Koster

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1979年よりヴィッパーサナ瞑想を実践しています。仏教の僧侶としての6年間、タイ、ミャンマーの瞑想センターにおいて瞑想および仏教の典籍について学びました。1988年にオランダに戻り、それから瞑想リトリートを行ってきました。現在では還俗し、仏教心理学、哲学を教えることに加え、精神医療の分野で非常勤の仕事をしています。

「Frits Kosterです。オランダ出身です。運良く、若くしてマインドフルネスに出会いました。学びを深めるため、東南アジアへいきました。タイやミャンマーで僧として5年間を過ごしました。ただ、日本にはまだ行けていないんです。僧として過ごした東南アジアだけです。嬉しいことにMBSRやMBCTがオランダでも認められる様になりました。私はMBSRやMBCTを教えています。そして、さまざまなトレーニング機関で、講師養成のトレーニングにも携わっています。妻も一緒に教えています。来年の日本のリトリートも楽しみにしています。」

Amir Imani

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カナダのTronto大学にてカウンセリングおよび成人教育の修士号を取得しています。Toronto大学の精神科でメンタルヘルスの調査研究に従事した後、2000年から心の健康における心身の統合の効果とバランスの取れた生活について研究し、実践しました。
心身のリラクゼーションについて個人的にも専門家としても関心をもち、MBSRおよびマサチューセッツメディカルスクール・マインドフルネスセンターの創始者であるJon Kabat Zinn博士の元でトレーニングを積みました。
また、Joseph Goldstein、Larry Rosenbergといった先駆者のもとでもトレーニングを積んできました。インドに拠点を置くOmega Wellbeingの共同創始者兼Directorであり、MBSRプログラムをベースにした病院の創立に関わりました。また、マサチューセッツメディカルスクールにおいて正式な指導資格を受けた講師です。

「なぜマインドフルネスを教えているか。この問いに対しては、いつもRumiの言葉を思いだします。『あなたが素晴らしいと思うことを仕事にしなさい』。素晴らしいこと、それを仕事にする。私はまさにそうだと思います。静けさとともにいることに喜びを感じています。マインドフルネスがこの静けさを作り出してくれています。そして素晴らしいことは誰かに伝えたいと思いますよね。親しい人や家族、友人など。これが私がマインドフルネスを教えている理由です。日本でお会いできるのを楽しみにしています。」

Bernd Langohr

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医学博士。2008年にIMAのMBSR講師養成プログラムを修了しました。また、IMAでMBCT(マインドフルネス認知療法)のトレーニングも終了しています。TübingenおよびJena大学(ドイツ)で医学を学び、Weimarの大学病院でマインドフルネスプログラムの立ち上げをおこないました。また、JenaのErnst-Abb大学の健康教育プログラムで講師を勤めています。Interpersonal Mindfulness(IMP)の講師養成プログラムも終了し、MBSRとともにJenaで、Jena Mindfulness Instituteを設立し、コースを教えています。2017年からIMAの運営メンバーとしても活動しています。

「こんにちは。Berndです。ドイツのIMAで教えています。もともとは医師としてのトレーニングを積みました。いまは主にマインドフルネスやMBSRを教えています。ここ最近は大学でもマインドフルネスを教えています。マインドフルネスやコンパッションは、今の社会に必要とされていると思います。最初の一歩を踏み出そうとしている皆さんを歓迎します。日本の皆さんとご一緒できることを楽しみにしています。9月からのモジュール1,2でお会いしましょう。」

Linda Lehrhaupt

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the Institute for Mindfulness-Based Approaches (IMA)の創始者であり代表者です。MBSRを1993年から教え始め、2001年にIMAを設立して以来、MBSR講師養成を行ってきました。マサチューセッツ大学マインドフルネスセンターにてMBSRの資格を取得し、教育分野で学士号、Perfomance Studiesにおいて博士号を取得しています。1979年からは禅を学び始め、前角老師のthe White Plum Lineageにおいて禅指導者としての資格を授与されました。1976年には、太極拳、気功にも取り組み始め、西洋における第一世代となるアジア人講師の元でトレーニングを請けました。1982年から20年以上にわたり、瞑想的な動きを取り入れた独創的な講師養成プログラムの指導を行っています。

「マインドフルネスはテクニックではありません。生き方そのものです。学びはマインドフルに生きることを理解するための手段に過ぎません。この道は、誰にでも歩き始めることが出来ます。思うほど簡単な道ではありませんが、喜びとともに深く人生が変わる体験になるでしょう。そこには、決意が必要です。私もそうしてこの道を歩んできました。この道を歩む決意を持つ人なら誰でも、私達の仲間です。一歩ずつ歩みを進めていきましょう。最初の一歩から。」

今回ご紹介した先生方以外にも、経験豊富な先生方に参加いただき、MBSR講師養成第2期を開講します。一緒に学んでいける仲間を募集しています。

講師養成へご興味のある方は以下より

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参加要件となるMBSR8週間コースがお済みでない方は、6/21(月)開講のコースへどうぞ

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最後までご覧いただきありがとうございます。一緒にマインドフルネスを深めていきましょう。お気軽にご連絡下さい!