断食失敗談〜玄米7号食ダイエット体験と気づきまとめ
いつもお世話になっているヘルスコーチが、１０日間玄米７号食ダイエットとなるものをしていると聞いて、コロナ自粛で生活サイクルが乱れて太ってしまった私はすぐに２つ返事で⎡私もやります！⎦
と飛びつきました。
内容を詳しくリサーチせずに、材料をとりあえず揃えてやる気満々。
その日の夜から開始。思ったら即行動！何事でも先にやり始めて、やりながら調べるのが私のいつものスタイルです。
七号食ダイエットとは？
七号食とは、マクロビ（マクロビオティック）を確立した桜沢如一氏が提唱した食事法。
玄米、こま塩、梅干し、水、ノンカフェインのお茶だけで１０日間過ごす禅修行のような食療法。
１１日目は玄米に具なしの味噌汁の６号食で回復食を摂り、
１２日目には玄米、具入りの味噌汁の５号食
１３日には玄米、味噌汁、季節野菜のおかず一品の４号食
という風に少しずつ通常の食事に慣らせてゆく。
体重を減らす事が目的というよりも、半断食状態を作る事で、溜まった毒素を排出しジャンクフードや不規則な生活で鈍っていた五感を蘇らせ、身体本来の持つ力を覚醒させるのが目的です。
人によっては短期間で体重を落としたくて始める人もいるようですが、どちらかというと私は、毒出しと食生活と整える意味で体重を自然と元に戻していくキックスタートとして始めました。
１０日間のチャレンジに挫折
先に結果を話しますと、１０日間続ける事ができませんでした。。。
それほど心の準備なくノリで始めるのには過酷すぎた。
６日で七号食を止めるのにあたり、かなりの葛藤がありました。
子供の頃からずーっと肥満児だった私は、人生で何度も様々なダイエットをやってきており何度も成功もしてきたしリバウンドもしてきた。
今回はたまたま生理前と重なっていたこともあり、精神的にかなりやられましたねー。
負けを認めたくない私、なんとか自分を納得させる言い訳はないだろうかと
他の人の失敗談を検索しました。
すると、７号食ダイエット（ハーフ）と言う方法があることを見つけたのです！！！！！！
フルマラソンならずハーフマラソンのようなものですね。
ハーフは５日間でしたので、６日目にいた私は
ハーフ７号食ダイエットに成功した！
と即座にマインドセットを変える事ができました。YES!
私は日頃から、セルフケアの一環として自己肯定感を大切にしているので
起こった事実（この場合だと１０日間を達成できなかった）の見方を変えて
自分が受け取る結果を変える。
成功と思うのか失敗と思うのか、受け取り方は自分次第なのです。
そして、ハーフ七号食でも沢山の良い変化がありましたので、大満足。
１日目から７日目までのダイエット日記＆気づきのシェアを致しますね。
ハーフ７号食ダイエット７日間の記録
１日目 夕飯から開始。玄米と梅干し、緑茶を飲んだ。
ワクワクして、やる気満々。７号食について色々リサーチ。
２日目 早起き生活を先週からしている５時起きが目標だが、６時半に起床。
起きてからすぐに瞑想を１５分。すると過去２週間の生活の乱れによる体重増加の自己嫌悪が込み上げてきて、それを落ち着かせるために慈悲のマインドフルネス瞑想をさらに１５分行った。
それでも気分の悪さから立ち上がれずにいて、ベッドに戻りたい気分であった。
今日はお茶をノンカフェインの麦茶に変えた。断食中は気分のアップダウンを極力抑えるために刺激物は摂らないのが良い。
昼には眠気に襲われて、１時間昼寝をしたがそれでも夜は７時に床についた。
２日目から玄米断食のすごい影響を受けている。
３日目 朝は前日よりも酷く、１０時まで起き上がる事ができなかった。
一日情緒不安定。仕事も勉強も手につかずイライラ。夜１０時には就寝。
４日目 朝、睡眠データを見てみたらいつまでも眠い理由が判明。
７時間床についているうちの４時間しか実際は睡眠状態ではなかった！
睡眠の質はあらゆる代謝に関わるので、今まで考えたことのなかった
睡眠・安眠に関することを研究し始める良いきっかけになった。
その他アゴに吹き出物、口臭、体臭が気になってきた。
典型的なデトックスのサイン。
５日目 朝８時起床。やっぱり朝起きられない。
これはひどい解毒が行われているのだろう。
気分転換に歩きに行った。このダイエット中は３０〜４０分程度のウォーキングなどの運動が推奨されています。
７号食ダイエット中に起こりうる不快な症状を ”瞑眩反応”と言うそうです。
以下参考にしたページより引用
https://www.yuwaeru.co.jp/shop/genmai/7gou/004.html
瞑眩反応（めんけんはんのう）について
七号食をすると様々な身体の変化が表れます。
身体が軽い、寝起きが良い、痩せた、肩こりが治った、肌が綺麗になった、便秘が治ったなど、良い変化がたくさん起きてきます。しかし、逆に良くない症状が出る場合もあります。 ただ、そうなった時にその症状がどういう状況でなぜ起きているのかを知っておくことが重要なのです。 便秘になる、湿疹が出る、だるい、眠い、無気力、肌がかさつく、冷える、肌の色が土色になる、ふらふらする、頭痛がする、イライラする、体臭が臭くなる、便が臭い、普段痛い身体の痛みが増す・・・このような症状が出る人がいます。これらは今までの身体から、新しい（本来の）体質へ改善されていく課程に起こる現象で、瞑眩（めんけん）反応と言います。 分かりやすく言うと好転反応です。
原因は大きく５つあります。
① 排毒作用
② 自律神経の影響
③ 血行改善
④ 食事量の少なさ
⑤ 普段の糖分過剰摂取
食べ物への喪失感も凄かった。
そこでこの日は久しぶりに私が家族へ料理を作ることにした。この数日は食欲に負けない様に料理を自粛していたのです。
ここで大きな気づきを得た。今まで食べることか好きで欠かせないと執着していた事が、実は料理をする事が何よりも恋しかったのだ。
今までも冷蔵庫にあるものでメニューを考え、あれやこれやと食べたいものを集中して作る時間が私にとってはマインドフルネスの時間で
神経を味や音、視覚、匂いに集中させる３０分から１時間は
私にとってストレス解消の大切な作業でした。
サロンの仕事が激務でこの時間が取れなかった頃も、私の心は荒む一方だったので知っている。
この日を境に自分は食べなくとも、料理を家族に作る事にした。（普通の日本人主婦ならするのが当たり前でしょうか？笑 我が家はそんな義務はないので助かります）
６日目 この日から急に気分が変わり、６時半の起床直後は２０分間のダンスエクササイズで汗をかいた。
朝イチに有酸素運動で汗をかくとストレスホルモンのコルチゾールが下がって、１日の気分が安定することに役立つ。
毎日夕飯は７時には終えるようにしている。
玄米は腹持ちがいいのと血糖値の急上昇がないために朝も特に空腹はないのでそういった辛さはない。
顔の二重顎が無くなり、背中、お腹周りもすっきりしてきたのを感じる。
見た目の変化はとても嬉しい。
７日目終了日 この日から朝と晩にアロマオイルを８種類調合した
オリジナルスリミングマッサージオイルでマッサージするようになった。
この配合はセルライトやむくみにかなり即効性が出るのでお気に入り。
これはまた今度インスタの方にレシピを載せますね。
それにしても、もう玄米は見るのもうんざりで口にしたくない。
そんな感じで昼過ぎまで何も食べられなかった。
ここまでの苦行に耐えたのに挫折か。。。と悔しかったが、
５日間のハーフ七号食ダイエットの存在を知り、一気に達成感へと早変わり！
しかし回復食も食べたくないので、いきなり昨夜の家族の残り物の野菜のグリルやチキン、茹で卵を食べた。
今回の７号食ダイエット体験で得た習慣
さすがにこれだけ極端な半断食を一週間も続けると、反動が怖いところですがこの一週間で主に下記の事が日課になりました。
・朝６時台に起きる
・朝イチで ストレッチ、有酸素運動する
・インターミッテントファスティング １６時間と８時間の法則
・ポーションコントロール 腹八分がわかるようになった
・インテュイティブ イーティング 食べるタイミングや食べている物への直感が戻った
・夜７時までに食べるのを終わらせる 内臓の回復や睡眠の質に大きく関わる
これだけの事を習慣付ける事ができたので
万々歳！あとは継続していけば体重も自然と適正に戻っていくのではないかな？と思っています。
それだけではなく上記の習慣は脳の活性化や細胞の代謝に役立つので、アンチエイジングにもなります。
習慣を続けるために気をつけることは、”これは絶対食べない”
などの禁止食品を作らない事。
〜ダイエットなどにはこだわらずに、
頻度や食べ方にマインドフルになって、食べることにフォーカスしすぎずに、生きていく営みの大切なことのうちの一つとして、いつも全体のバランスを見ていくのが良いですね。
そしてこのダイエットを始めたい方は、
・ノリで始めずに心の準備をする、やる目的を自問いし何を得たいか知る。
・冷蔵庫を空にしてから始める。（食材を腐らせてしまうのではと気がかりで仕方がなかった）
・女性は体調や情緒不安定な生理前は避ける。
・２〜３日かけて７号食に入る前に徐々に質素な食事に切り替えてから始める。
・ダイエット中は身体と心の変化を記録する。
これらをオススメします。
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