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【マインドフルネス入門講座】〜心と身体を調える気づきの科学〜

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健康や幸福感を高めるとして、ビジネスや医療など様々な分野で取り組みがすすむマインドフルネス。今では、ストレス軽減や集中力の向上など、様々な効果が実証されています。 ​このマインド… もっと読む
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#習慣

Week 5-5 自分の癖を知る

マインドフルネスのプラクティスの目的の一つは、自分の習癖にアウェアネスという光をあててみることです。 その癖は、私たちにとって利益となるものもあれば、私たち自身や周囲にとってストレスや複雑さをもたらすものもあります。 深く一旦停止する。 そして、私たちの習癖に一度強く注意を向けてみる。 自分の習癖に目を向けることから得られるものは、非常に大きなものになります。 癖を良い方向に修正するということは、人生を変えることに繋がります。 癖は、無意識のうちに我々の行動を規定

Week 5-6 慈悲を養う(コンパッション)

「私の人生にあって欲しいものはコンパッション。それは、心からお互いに与え合うことによって、私とその人の間に流れるもの。」                  〜マーシャル・ローゼンバーグ〜 私たち人間は、暖かい心の流れを感じることが可能な生き物です。 なぜなら、喜びや苦しみの両方を分かち合うことができるからです。 誰かの成功を祝福したり、友情を喜んだりすることで、絆が生まれ、人生がもたらしてくる困難に直面した時の強さを与えてくれます。 病気になったり、傷ついたり、悲し

Week 6-2 プラクティスをつづけるための工夫

たとえそれが良いと分かっていても、たとえ意味があることと思っても、マインドフルネスのプラクティスを続けることはやはり難しい場合があります。 ちょっとした工夫を加えることで、意外と続けやすくなったりすることもあるかもしれません。 実際に役に立つアイデアを幾つかご紹介します。 カレンダーに書き込む: 1日に20〜30分を捻出することは、1日は24時間と考えたら、実はそれほど長い時間ではないのです。毎日の流れのなかで自然にフィットする時間を選んでみましょう。もし、毎日の流れが

Week 6-3 マインドフル・イーティング

マインドフルに食すというプラクティスは、特に子供達と行うととても楽しく行うことができます。 好き嫌い、偏食など、、、食に対して特別な習慣があったり、価値判断をするような傾向のあったりする人には特におすすめです。 食べるマインドフルネスで、もっとも広く行われているフォーマルプラクティスはレーズンエクササイズです。 食べるものを準備しましたか? ①まず、レーズンを手のひらに置いて、眺めてみましょう。色、形、大きさ、、、気づきはありましたか? ②鼻に近づけて、香りを感じて