毎週月曜日が楽しみになる!MindFreeの全体朝礼をご紹介!
MindFreeの取組みの中でも歴史が長い「キャスターボール」。
毎週メンバーの中からその日の発表者である「キャスター」が選ばれ、月曜日の朝礼で約30分間好きなことを発表します。
内容は最近自分が気になっていることや趣味の話、やりたかったことにチャレンジするなど多種多様。過去には「社内の男性を化粧男子にしてみた」「実録!Tinderを1か月半やってみてわかったこと」「実は奥が深いラップの世界」などがあり、どれも大いに盛り上がりました♪
そんな「キャスターボール」が最近大きくリニューアル。
さらにパワーアップした内容で、MindFreeのメンバーは毎週笑顔で一週間をスタートさせています。
どんな取り組みなのか?なぜこのような取り組みをしているのか?
今回はキャスターボール推進隊長であり営業部のマネージャーでもある西口にインタビューしました!
本題の前に、まずは進化版キャスターボール『Five Cards』がどんなものかご紹介します♪
■毎週2名のメンバーが選ばれ、月曜日の社内朝礼で自分の好きなことをプレゼンします。
その際発表者は話したいことを5枚のスライドにまとめておきます。
■最初に公開・プレゼンできるのは1枚目だけ。
メンバーにLINEの投票機能を使って「続きを見たいか、見たくないか?(Dead?or Alive?)」を尋ね、
一定数以上の「Alive」への投票があった場合のみ 2枚目、3枚目…と続けていくことができます。
■見事5枚目まで発表しきったメンバーには、超豪華賞品をプレゼント!
▲視聴者側のメンバーはLINEのリアルタイム投票機能を使って参加
▲先日の発表テーマは「食通・清水が薦める本当においしい炒飯屋5選」。
何でもありな発表内容はメンバーの毎週月曜日の楽しみになっている。
──ゲーム性の強い形式に変わり、かなり仕様が一新されましたね!なぜ大幅リニューアルに踏み切ったのか教えてください。
西口「はい。
長く続けてきたキャスターボールでしたが、発足当時からの社員数の増加もあり、発表者から遠いとスライドが見えない、声が聞こえないなど社内全体の参加感がなくなっていました。また古いメンバーは徐々に発表するネタが尽きていくなど、キャスターボールを面白いと感じていないメンバーも増えていました。
次第に「月曜日の朝、忙しい時間を割いてまで実施する取り組みではないのではないか?」「各チームから案件の事例を紹介する時間にしてはどうか」という意見が上がり、廃止の是非が問われることに…。
ですがマインドフリーはビジネスライクな数字や成果だけを追うのではなく、
学校のように自分らしい価値観や好きなことを共有しあい、
それが人とのつながりを生み、新しい仕事のアイデアになる。
そこに価値を見出し、それらから価値を創出できる会社でありたいと考えています。
話し合ううちにやはりキャスターボールはあるべき取り組みであり、工夫する前に切り捨てるべきではないという結論に至り、リニューアルを決めました。」
──なるほど。実際に新しい形式に変わってみていかがですか?
西口「そうですね…
・ゲーム性が強くなり、発表に目的が生まれたため、発表者が発表前に高いモチベーションを持って発表内容を考えてくれるようになった
・発表したいから次は自分にしてほしいなど、前のめりなメンバーが増えた
・一方的な情報配信から、インタラクティブで聞く側の楽しみが増えた
・社内の話題でも発表者のプレゼン内容がよく挙げられるようになった
・情報にはダイナミクスがあり、対象に近いほどに感じるエネルギー量が多いと考え、音声と映像の出し方も工夫した。結果的に発表の影響範囲とエネルギー伝達量が強くなった感覚を掴んだ
…このあたりでしょうか。」
──確かに新しいキャスターボールでは音楽や映像などの細部の演出にもこだわられていて驚きました!より没入感のあるプレゼンタイムになっている感じがします。
では新しいキャスターボールで、特にMindFreeらしいと思うポイントはありますか?
西口「遊びのような感覚で実施していますが、実は裏側では参加者の能力向上を狙っています。
■発表者:プレゼンテーションの体験と技術を身につける
-発表には対象がいることを意識する感覚
-オーディエンスを納得させるための戦略、スライド構成、話法
■運営側:キャッチアップ力、フォロー力
-発表者は運営側にHELPをボタンひとつで求める事ができる
(運営は急なフォローに回る可能性があります。
これにより常に構えながら発表を聞き、フォローするシミュレーションや他のメンバーのフォローの仕方を盗むことができます。)
これらの能力を伸ばす方法は様々あると思いますが、遊びながらやれる方法を見つけて、それをやっちゃうところがマインドフリーらしいと思いますね。」
▲中央:西口
──楽しみながら新しいことにチャレンジしていく姿勢はMindFreeならではですね。では最後に、『Five Cards』に詰め込まれた西口さんのこだわりポイントを教えてください。
西口「形式自体にこだわりはなく、常に場の雰囲気やみんなが感じていることをキャッチアップして最適化すればいいと思っています。
この企画をやっていて、自分には完成形なんて作れないから気になるところには常に変化をいれて、よりソリッドな面白い企画に作り上げていけるよう意識し続ける…「不納得の美学」のようなものが自分のものづくりにはあったなと、昔を思い出しました。」
西口さん、ありがとうございます!
キャスターボール(Five Cards)の取り組み自体はもちろんのこと、廃止の是非が問われたものをそのまま切り捨てるのではなく「工夫次第でもっと新しい価値が生み出せるのではないか」と試行錯誤したり、「どうすれば皆で楽しみながら成長していけるか」とアイデアを絞ったり……リニューアルの経緯にもたくさん素敵な『マインドフリーらしさ』が詰まっていると感じました。
また面白い発表内容があれば皆さんにもご紹介しますね!
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