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【WEBマーケ本100冊】Vol.17:『デジ単』(著:村山亮太)のあらすじ

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 こんにちは!メンタルブロック解除人こと心理カウンセラーの大和です。
こちらでは、「数字に疎い心理オタクが、WEBマーケ関連の本を100冊読むとどうなるか?」と言う企画で、読破したWEBマーケ関連の本を紹介して行きます。

既にWEBマーケティングに詳しい方もそうでない方も、今後の本選びの参考にして頂ければと思います。


今回ご紹介するのは、村山亮太さんの『デジ単』です。

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基本情報

タイトル:デジ単
著者名:村山亮太
初版発行年月:2020年1月
ページ数(大体):300pg
難易度所感〈五段階〉:★★★ 普通

 大和の適当あらすじ

 デジタルマーケティング用語の辞書的な本。

全体の感想


 Webマーケティングは難しい横文字・略語が沢山出て来ますが、それらを可愛いマスコットと図で分かりやすく辞書的に解説してくれる本です。初心者が入門書として用いることもできますし、既にWebマーケティングの経験や勉強を積み重ねて来た人も、復習用に使うこともできます。

 裏に索引が付いてるのは勿論、ジャンル別にまとめてあるので、用途別に学習しやすく、飲み込みやすいように例題も付けてくれていて親切です。

 学びポイントでは、主に費用対効果にまつわる用語をピックアップしました。内容は基本のキなので、今回の記事は全編無料とします。

 

大和の学びポイント


< 学びポイントまとめ >

★CPMとは
★CPCとは
★CPAとは
★CPIとは
★ROASとは
★ROIとは
★費用対効果の例題1
★ARPUとは
★ARPPUとは
★費用対効果の例題2


< 各詳細 > 

★CPMとは
・・・「CPM(Cost Per Mille)」は、広告表示(インプレッション)1000回当たりのコスト。つまり、1000回見られるのにいくらかかったか。式は「コスト÷インプレッション数×1000=CPM(金額)」。Milleはラテン語で「1000」。

★CPCとは
・・・「CPC(Cost per Click)」は、広告1回当たりのコスト。つまり、1クリックにいくらかかったか。式は「コスト÷クリック数=CPC(金額)」。クリック単価の高低を測る為の指標である。

★CPAとは
・・・「CPA(Cost Per Action/Cost Per Acquisition)」は、コンバージョン1回当たりのコスト。つまり、1つの購入にいくらかかったか。式は「コスト÷コンバージョン数=CPA(金額)」。コンバージョン単価の高低を測る為の指標。

★CPIとは
・・・「CPI(Cost Per Install)」は、1インストール当たりの広告コスト。つまり、1つのインストールにいくらかかったか。式は「コスト÷インストール=CPI(金額)」。スマホアプリの広告だと、インストールが成果地点となることが多いので、CPAとは別にCPIと表示されることが多い。

★ROASとは
・・・「ROAS(Return On Advertising Spend)[読み:ロアス]」は、広告費に対する、広告経由の収益の割合。つまり、広告費に対する収益の割合。式は「収益÷広告費用=ROAS(%)」。広告によってどれだけ効率的に収益が得られたかを測る為の指標。

★ROIとは
・・・「ROI(Return On Investment)[読み:アールオーアイ]」は、広告費等の投資に対する、利益の割合。式は「利益÷コスト=ROI(%)」。Investmentは広告だけに限らないことに注意。投資でどれだけ効率的に利益が得られたかを測る為の指標。

★費用対効果の例題1
・・・例題:広告費100万円を使い、インプレッション(imp)数500万、クリック(click)数1万、コンバージョン(cv)数200、収益300万円、利益150万円を獲得した。この時のCPM、CPC、CPA、ROAS、ROIは?
⇒CPM=100万円÷500万imp×1000=200円
 CPC=100万円÷1万click=100円
 CPA=100万円÷200cv=5000円
 ROAS=300万円÷100万円×100=300%
 ROI=150万円÷100万円×100=150%

★ARPUとは
・・・「ARPU(Average Revenue Per User)[読み:アープ]」は、ユーザー1人当たりの平均収益金額。つまり、ユーザー1人当たりいくら使っているか。式は「収益÷ユーザー数=ARPU(金額)」。非課金ユーザー含む全ユーザーを分母にすること。

★ARPPUとは
・・・「ARPPU(Average Revenue Per Paid User)[読み:アープ]」は、課金ユーザー1人当たりの平均収益金額。つまり、課金ユーザー1人当たりいくら使っているか。式は「収益÷課金ユーザー数=ARPPU(金額)」。非課金ユーザーを含まず、課金ユーザーのみを分母にすることに注意

★費用対効果の例題2
・・・月間ユーザー数が100万人、うち課金ユーザーが1万人のサービスで月間売上が1000万円の場合、ARPU(月間)とARPPU(月間)はいくらか?
⇒ARPU=1000万円÷100万人=10円
 ARPPU=1000万円÷1万人=1000円


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