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【WEBマーケ本100冊】Vol.14:『ネットで「女性」に売る』(著:谷本理恵子)のあらすじ

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 こんにちは!メンタルブロック解除人こと心理カウンセラーの大和です。
こちらでは、「数字に疎い心理オタクが、WEBマーケ関連の本を100冊読むとどうなるか?」と言う企画で、読破したWEBマーケ関連の本を紹介して行きます。

既にWEBマーケティングに詳しい方もそうでない方も、今後の本選びの参考にして頂ければと思います。


今回ご紹介するのは、谷本理恵子さんの『ネットで「女性」に売る』です。

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基本情報

タイトル:ネットで「女性」に売る
著者名:谷本理恵子
初版発行年月:2017年9月
ページ数(大体):190pg
難易度所感〈五段階〉:★★★ 普通


 大和の適当あらすじ


 女性の心に響くWebマーケティングとは何かを教えてくれる本。

全体の感想


 女性向けマーケティングについての本ですが、基本的なマーケティングのポイントに沿っていますので、凄く間違いが少なそうで、カッチリしているなと言う印象を受けました。教えてくれる内容は、マーケティングの王道に沿っていますので、女性のみでは無く、男性にも通じるものであり、また、Webに限らず、マーケティング全般に通じるものになっています。

 男性である僕は、女性と男性ではイメージや発想の仕方がこんな風に違うんだなと言うことが分かって、目から鱗でした。こう言うことはリアルで直接訊いても、明確に言語化して教えてくれる人は先ずいないと思うので、そう言う意味では非常に貴重な本だなと思います。

 正直、男性と女性とでの発想や受け止め方の違いは、大きく違うと言うよりも、ほんの僅かな違いでしか無いのですが、そのほんの僅かな違いこそが、売上の大小に大きく影響して来るんだろうなと考えさせられました。

 

大和の学びポイント

< 学びポイントまとめ >

★女性誌は恰好の研究材料
★口コミの本質はお喋りの話題
★購入ボタンは分かりやすく
★女性の心はシンデレラ

< 各詳細 > 

★女性誌は恰好の研究材料
・・・女性客向けに、キャッチーなメッセージや世界観を構築しようと思ったら、女性向けの雑誌を研究材料にすると良い。女性誌は競合が多いので、コンセプトがしっかりしていないと生き残れない。その為、理念やデザイン、言葉遣いにブレが無い。その雰囲気をそのまま取り入れてみるだけでも、全体の統一感が生まれる。また、読者層も細かく分かれているので、読者層毎に刺さる世界観を研究することもできる。

★口コミの本質はお喋りの話題
・・・女性客は頼まなくても口コミする傾向にあるので、商品ページはお友達にシェアしやすい見せ方を心がけると良い。商品名やサービス名にネガティブな表現が入っていると、シェアされにくくなるので、否定形やマイナス表現は極力排除した方が良い。口コミの本質は、お喋りの話題の提供なので、女性が喜ぶ話題性や、ちょっとした情報提供になるようなネタが作れないか、考えてみると良い。

★購入ボタンは分かりやすく
・・・ネットでは、顧客は少しでも面倒くさいと感じると、すぐにページを離脱する傾向がある。兎に角、買い物カゴに入れるボタンは、分かりやすく目立たせた方が良い。また、注文手続きも簡単にした方が良い。注文手続きが面倒で離脱してしまい、買わなくなったことを業界用語では「カゴ落ち」と言う。欲しいと思った時にすぐに購入ボタンが発見できるよう、購入ボタンは一つよりも複数置いた方が良い。

★女性の心はシンデレラ
・・・女性は男性よりも現実的な発想をする分、どんなに夢を描いても、少しでも現実が透けて見えると、気持ちが冷めてしまう傾向にある。なので、具体的な生活の一コマを感じさせるイメージは見せないことが大事である。女性の心はシンデレラのようで、理想の舞踏会のワンシーンだけを見せて終わらせるのが、一番売上に繋がるのである

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