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エッセイ

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日々感じたこと。考えたこと。
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記事一覧

生きる。

2024年。 元日から地震を経験した。その後、たまたま体調不良が重なって、しばらく寝込むこと…

M i o
3か月前
2

0才の誕生日。

先日姉の子どもが産まれて、晴れて叔母デビューをした。 姉が結婚した時、赤の他人だった人が…

M i o
1年前
7

修士論文を書き終えて。

先日、修士論文の公聴会が終わり、修士課程を終えた。 この2年間「修士論文」という大きな目…

M i o
1年前
30

「自己決定」と「自己責任」。

ーーどう生きるのか? 親世代のように、いい学校にいって、いい会社に入って、家庭をもって、…

M i o
1年前
14

もしもの人生。

近しい人が就職や結婚というライフイベントを迎えた時、嬉しい気持ちと同時にーー私もそんな人…

M i o
1年前
4

海外は好きだけど、日本に住み続けたい。

最近腹落ちしたこと。 海外に行くのは好き。特に私にとってデンマークは特別で、何度行ったっ…

M i o
1年前
45

「生きづらさ」を越えて。

私は研究を通して、若者の生きづらさと向き合っている。生きづらさにそっと寄り添って、その人がありのままで生きられる社会を作りたい。 「若者の」と言うより、「私の」生きづらさと言ったほうが正しいかもしれない。一当事者として、自身が感じてきた生きづらさ。その正体を知りたい。もしできるなら、今生きている人、これから生まれてくる人が、その生きづらさを感じなくて済むようにできたらいいな。そんな気持ちで、日々取り組んでいる。 じゃあ、私の感じてきた“生きづらさ”って何なんだろう。ここで

"welfare"から"well-being"な福祉へ。

福祉の研究室で学び始めて約一年。まだまだ知識も経験も浅いが、自分なりに「福祉」と向き合う…

M i o
2年前
18

道は拓ける。

年の瀬を迎え、一年を振り返る。 ちょうど一年前の私は、どこか悶々と新年を迎えていた。大学…

M i o
2年前
8

「こども家庭庁」名称を巡って。

2023年に子ども・若者にまつわる新たな省庁が創設される。本庁は、こどもを社会の真ん中に据え…

M i o
2年前
8

「加害者の出席停止」でいじめはなくなるか。

先日、こんなニュースが目に入った。 『いじめ「加害者を出席停止にすべき」5割超 生徒や保護…

M i o
2年前
6

「ただ在る」ことの大切さ。

先日、関西学院大学准教授で社会学を専門とされる、貴戸理恵先生が書かれた「個人的なことは社…

M i o
2年前
33

「コミュ障」は問題か。

先日ある子が コミュニケーションに苦手意識がある。他人が何を考えているか分からないから、…

M i o
2年前
9

生きる。

先日24歳の誕生日を迎えた。 私にとって誕生日は 「生きている、生かされている」と感じられる日。 最近「生きている」ってすごいことだと思うと同時に 実はそれほど "大それたこと" でもない気がしてきた。 というのは みんなが羨むような大成功をしたり 世の中を変えるような大発明をするだけが 「生きること」ではないんじゃないか。 「生きる」ってもっとすぐそばにあって 日々淡々と、今或る生を噛み締めること。 そう思うと全ての瞬間が、もっと愛おしく感じられる。