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生きる。

2024年。

元日から地震を経験した。その後、たまたま体調不良が重なって、しばらく寝込むことになった。その間に色々感じ、たくさん考えた。そのことを未来の自分のために、書き留めておきたい。

私は内に繊細なところがあって
今まで節に触れて「生きるのって大変だな」
と思ってきた。

怖い。恥ずかしい。悲しい。苦しい。辛い。

こういう気持ちになるとき
そう思ってしまうことがあった。

でも、今回の出来事で
今ここにある日々、ここにある命が
一瞬で崩れてしまうことがあるんだと
分かっているようで、どこか目を背けてきたこの事実に
向き合わざるを得なかった。

日々を「当たり前」に過ごせること。
今、生きていること。
そんな決して「当たり前」ではないことを
目の前の些細なことに心を奪われるうちに
ついつい忘れて、時には傲慢にさえなってしまう。

でも実際は
生きているから、怖い。
生きているから、恥ずかしい。
生きているから、悲しい。
こんな気持ちを感じることができる。

どれほど悩んでいたって、苦しんでいたって
私は今を生きている。
これ以上に、他に何がいるんだろうか。

そして
生きているから、嬉しい。
生きているから、楽しい。
生きているから、幸せ。
こんな気持ちを感じることができる。
誰かと共に分かち合うことができる。

生きるのってなんて素敵なんだろう。

せっかく生かされているこの尊い命
もっと謙虚に、もっと丁寧に
生きていたいと、切に思った。

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