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2022/12/4に行われた「手沢展」
たぶん読み方から何だろうって思われるけど読みは「しゅたくてん」です。
意味は…【長く所持しその物を扱ってきた間についた、艶】
    【転じて、故人が身近において愛用したもの。】
 今回は第1弾の企画展「いいはどこだ」よりもハードルは低めで前回は構想1年半かけてやったものに対して、今回はややハードル低めの半年という期間で仲間たちと考えさせていただきました。

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個人的に今回の手沢展は、最近まであまり自分の中で腑に落ちてなかった。

僕の中では僕自身すらも消耗品みたいに思っている節があって、自分自身にも感情を乗せる覚束無いのに、シャッターを切る際に感情を見つけられるのかと。
けど、実際にカメラ構えてみると意外にもモデルがよかったのかその人たちの生活が見えてきたそれを意識してなくても使っていて生活の一部というよりも人生の一部のように一体化しているように見えた。

モノを使い続けるとモノに魂が宿り、付喪神になるというけど、まぁこれはオーバーな表現にはなるけども、たぶんアレらもそうなってあの人たちがいなくなっても、いつもと同じ日常をふるまってくれるんじゃいかな。

ああいうものは、たぶん作ろうともって作れるものではなくていつの間にかそうなっていったものなんだよな。

消耗品の私はあれらに憧れてます。


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