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コーチングセッションの傾聴

 コーチングの傾聴に関しての発信をします。
私のコーチングは、アドラー心理学の目的論をテーマにしています。
人間は、何かをする際には「目的」があるからこそ行動することにフォーカスしています。
したがって、傾聴・承認・質問の内容も以下のように行っています。

<目的論的理解>
●スモールステップの進捗図作り:クライアントが小さな目標を達成するための進捗図を作成します。
具体例として、毎日のタスクを視覚的に示す進捗表を提供し、達成感を味わえるようにします。
●行動メニュー作り:クライアントが取り組むべき具体的な行動メニューを一緒に考えます。
例えば、週ごとに達成するべきアクションアイテムをリストアップし、それを目に見える形にします。
<共同体感>
●白紙の目的の設計図を書いていく:クライアントとともに、将来の目標に向かうための設計図を描きます。
このプロセスでは、クライアントが自分自身の目的を具体的に視覚化できるようにサポートします。
例えば、夢のビジョンボードを作成することが考えられます。
<課題の分離>
●スモールステップの自動化システムを構築する:小さなステップを自動化するシステムを作ります。
クライアントが自然に行動を習慣化できるように、例えば、毎朝のルーチンを定めるためのガイドラインを提供します。
●ブレーキー探しとモチベーションの維持:行動を妨げる要因(ブレーキー)を特定し、それを克服するための方法を見つけます。
また、モチベーションを維持するための具体的な手法も考えます。

コーチングは、クライアントが自ら目的達成に向かう道筋を創り上げるイメージが大切です。
クライアントが自発的に行動できることを重視し、自然に出来上がるよりも、クライアントが自ら創っているという感覚を大切にしています。
したがって、完全に受け身やコーチに反発して自発的に行動ができない方には、コーチングは向かないとも言えます。

本日のポイント
●コーチングは、クライアントが目的達成に向かう道筋を自ら創っているイメージ:クライアントが自分の目標に向かって主体的に取り組むことを支援します。
●カウンセリング同様、コーチングも完全に受け身やカウンセラー・コーチに反発して自発的に行動ができない方には向かない: クライアントの自発性が鍵となります。

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