見出し画像

後悔を正しく扱うためには?

 今回は、前回の続き(人生が変わる:後悔から学べる3つのこと)で、
【後悔を正しく扱うためには?】について、紹介します。

突然ですが、皆さんは感情は何のためにあると思いますか?
一度、目を閉じてみて考えてみてください。

人間の思考が備わっている理由は、目の前に紙があれば、「紙は文字を記録するためにある」と考えます。しかし、火をつけようと思っていて燃やせるものがない場合、「紙は燃やすためにある」と考えます。何がいいたいかといいますと、「思考は行動のためにある」ということです。

しかし、感情は、もっと複雑になります。感情にはどのような役割があるか、後悔という負の感情は、どのような役割を担っているのか。

感情は無視するためにある
心理セラピストいわく、感情にふたをしてしまうと、「心臓病や消化器系の不調、頭痛、不眠、自己免疫不全などの健康障害になりかねない」といいます。

感情は感情のためにある
過去の出来事を後悔しすぎると、さまざまなメンタルヘルスの問題の発生になりかねないです。例えば、抑うつ、不安、PTSD(心的外傷後ストレス障害)が生じるケースがあります。くよくよネガティブなことを考える人は、人生の満足度が低く、失敗した時などのネガティブな対応が難しくなることが論文で報告されていまます。

③感情は思考のためにある
この考え方が一番正しいです。思考は行動のためにあります。感情は思考のためにあるので、行動するためには、最初に感情が働くということになります。自分の感情を上手くコントロールできる人ほど、スムーズに行動できるのです。


最後に、意味のある後悔と意味のない後悔について紹介します。
例えば、結婚記念日をうっかり忘れてしまったとしましょう。
「自分は、なんて間抜けで冷淡な人間なんだ」と後悔しても意味はありません。
結婚記念日をスケジュール帳に記さなかったことや、日頃から感謝の気持ちを伝えてこなかったことに後悔すれば意味はあります。

このように、後悔の仕方によっても、意味がなくなってしまうケースもあるので、後悔した時は、上記のような意味のある後悔を思い出してみましょう。

後悔は人生を軌道修正してくれる役割がありますが、誤った後悔をしてしまうと、上手く対処できず、後悔を上手に利用できなくなるので注意しましょう。

以上、前回の続きで、「後悔を正しく扱うためにはどうすれば良いか」を紹介しました。今回紹介した内容も取り入れていただいて、皆様の人生が豊かになることを祈っています。ここまで読んでくださって、ありがとうございました😄

では、また!✋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?