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「4」の指の壁

バイオリンを始めて3週間が経過し、新たに左手「4」の指を使った音階。
「4」の指とは、左手の小指のこと。
はじめての壁にぶち当たった。

D線でニ長調を弾くと小指で「ラ」を押さえることになる。
「と、届かない…」

これまで、左手「3」の指まで使って音階練習。
始めこそ、たどたどしかったものの
正解は分かっている。
先生から正解までの道すじをレクチャーしてもらえれば、
コツはすぐに掴めていた。

なのに、「4」の指を使う時は肘を内側へ入れて…
と言われても、「指がつ、つるーっ!!」

高身長の私は手も比較的大きく、指も長いほうだと思う。
ピアノでも、手の大きさではあまり苦労せずに曲をこなしてきた。

なのに、ここで壁が!!
小指が届かないのは構造上、当然であり
手のひらの広げ方、肘の使い方が大切というけど。

しっかり弦を押さえられないので
音程は安定しないし、音も響かない。
左手は余計な力が加わり、肩から下がパンパン。

しばらくは、この小指と格闘することになりそうだ。

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