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TWININGSの紅茶教室で1日レッスン

たまには、ここぞとばかりに駐妻っぽいタイトルにしてみる。

ほほほ

駐妻がたしなむ系習い事(お料理、お菓子作り、刺繍、他)に縁がなかった私が、唯一参加した思い出の紅茶教室。

典型的な駐妻活動を嫌う夫も、イギリス人から英語で教わるんだよと言ったらどうにかこうにか納得してくれ(と解釈)、無事でかける。

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有識者美女による楽しいアフタヌーンティー

はじめに言っておくと、TWININGSの1日紅茶教室体験、本当にオススメ。

駐妻たちはもちろん、留学や観光の方もぜひ行ってみて欲しい。

教室といいつつ、アフタヌーンティーを楽しみながら美女に紅茶のことを教えてもらえる、ゆるいクラス。

観光客の参加も多いからか、分かりやすい英語で教えてくれる。

お茶ごとに適したお湯の温度や、アレンジレシピを教えてもらった。

個人的に気に入って今でもたまに飲むのが、濃く抽出したジャスミンティーをレモンソーダで割ったスパークリングジャスミン。

本当はティーカクテルのレシピで、ソーダではなくシャンパンで割るらしいけれど、レモンソーダでもとにかく爽やかで美味しい。

とにかくジャスミンティーを濃く煮だすと、量が少なくてもジャスミンの香りが残るし炭酸も薄まらなくて良いよ、と教わった。

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クイズタイムで盛り上がる

美しい紅茶先生は、クイズを挟みつつ紅茶の歴史も教えてくれた。

(美女)イギリスでアフタヌーンティーの文化が始まったのは、どの女王の時代でしょうか?

簡単な問題を私に当ててくれる優しい美女。

(美女)イギリスの歴史で、女王ってそんなにいないよ~!メジャーな女王だよ~!

ヒントまでくれた。

そんなにいないとはいえ、世界史レベル最下層な私には2択しかない。

エリザベス女王1世 もしくは ヴィクトリア女王

(私)ヴィ・・ヴィクトリア女王?(ゴクリ)
(美女)正解~~!すごい~!!

キャッキャ!楽しい!

ガールズバーってこんな感じでハマっていくんですかね?

ペアリングのような感じで、サンドイッチやお菓子を食べながら、それに合う紅茶をその場でカウンターごしに淹れてくれる。

知らなかった知識も学べて、美女が盛り上げてくれて雰囲気も最高。

正直フードがすごく美味しいかと言われると、他のアフタヌーンティーの方が・・となるが、トータルの体験として価値が高いと思う。

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紅茶雑学を披露

紅茶の呼び方の違いについても話を聞いた。

呼び方の問題なので、厳格な定義ではないと思うし、実際少し調べてみても見解が様々。

参考までに、美女に教わったことを書いておく。

アジア圏
BlackTea:微生物を使って発酵させたプーアル茶など
RedTea:紅茶
イギリス(+ヨーロッパ?)
BlackTea:紅茶(茶葉を完全に酸化させている)
RedTea:ルイボスティー等(茶葉が完全には酸化していない)

アジアではRedTeaというでしょ?と言われて「紅(Red)茶(Tea)」と気づく。

それから、今でもTWININGSのパッケージを見て思い出す話。

美女の「ところで、何が産業革命を加速させたと思う?」という質問。

なんと、急に池上彰さんのようだ。

これは大学のビジネスのクラスの先生も言っていて、イギリス人は結構誇りにしているのでは?と思っている。

何かと言うと、イギリスがpatent(特許)を作ったということ。

特許という概念が出来て、発明やら開発が進み、工業化が加速していったと。

TWININGSはアールグレイを初めて作った。

しかし当時は特許制度がなかったため、偽物アールグレイが出回った。

そのため、TWININGSのアールグレイと証明するサインを入れて販売したらしい。

そのサインが今のアールグレイのパッケージにも入っている。

ちなみに「アールグレイの娘」とも言われるレディグレイが発売されたときは特許が生まれていたためサインはないのだとか。

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あっという間に時間が過ぎた紅茶教室。

今思い返しても良い経験だったと思う。

ちなみに特許の話があったが、TWININGS本店を出ると、目の前にはとてもかっこいい王立裁判所があるのだ。

明るくて見やすい裁判所の写真で終わり。

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