お弁当が食べたくなる絵本
はとこがもうすぐ誕生日を迎える。
おもちゃもいいけど、あまりかさばるものは良くないかな、と思い。
しかけえほん『おべんとう』を送ることにした。
しかけをめくると料理が完成する仕組みになっていて、食欲をそそるイラストと楽しいオノマトペで、大人も楽しめる絵本になっている。
曲げわっぱのお弁当箱にぎゅうぎゅうに詰められた唐揚げと分厚い卵焼き。ごはんの上にはもちろん梅干しを乗せて、日の丸。
ツナマヨ・たまご・ハムチーズの、具たっぷりサンドイッチが入ったランチボックス。パンの耳も切り落とさずに食べちゃう。
手作りのおかか、焼きたてのほぐしシャケ、きゅっとすっぱい梅干しのおにぎりは竹の皮に包んで。
お腹が鳴ってしまった。
読み終わった頃にはすっかりお弁当の口になっていて、食器棚の奥の奥にほこりかぶったお弁当箱を出し、冷蔵庫の余りものを詰めてみる。
お皿に盛り付けるのもいいけれど、たまにはピクニック気分で、お弁当箱にぎゅうぎゅう詰めてみるのもおもしろい。
隙間が綺麗に埋まった時は、なんとなくやり遂げた感じがする。
はとこには、実際に絵本の通りにお弁当を作ってあげてもいいかもな。
さすが私の親戚、幼児のわりに好みが渋く、漬け物やおせんべいばかりかじっている。実に将来有望。
よーし、そうと決まれば、可愛いはとこのためにおねえちゃん頑張っちゃうぞ。
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