見出し画像

ラジオ番組「すまいるスパイス」にて【ピリカ文庫】「バス停と猫」を朗読いただきました🐱

皆さん、こんにちは☺

先日【ピリカ文庫】様から依頼を頂き、「窓」をテーマに「バス停と猫」という短編小説を書かせていただきました。


公開からひと月。
この度、「バス停と猫」をピリカさん主催のラジオ番組「すまいるスパイス」にて朗読していただきました……!✨


🌸今回のラジオ番組「すまいるスパイス」は、ピリカさんコッシーさんのこちらの記事からぜひ☺✨



【ピリカ文庫】に参加させていたいだいたのは、今回が二作品目。

前回も朗読してくださったピリカさんが、「バス停と猫」を担当してくださいました☺

毎回思うことなのですが、朗読ってすごいですよね。
声の表現を聴くことで、文章を読んでいた時以上に頭の中に物語の景色が浮かび上がってくるんです。

ピリカさんの温かみのある声で、
語り手の気持ちの変化も、気ままな「オット」も、恋をしている遥ちゃんも演じ分けられていて、
「みんながこの町で生きてる……!」と感動して震えてしまいました✨

特に「オット」の声がとても可愛くて。
「オット」はとても大切な存在だと考えていたので、リアルなオットに触れられた気持ちになって、とても幸せでした☺

ピリカさんの声が届けてくれたのは、私の伝えたかった「日常の風景」。

いつもと変わらないように見えて、もしかしたら誰かにとっては大事なことが起こっているかもしれない。
それは一人きりのようで、もしかしたら、一人じゃないかもしれない。

ピリカさんのおかげで、物語の世界がさらに優しく、春の陽ざしのような温度を持ちながら心に広がっていきました🌱

実は今回、予定よりも物語が長くなってしまい、五千字近くあったんです。
しかも、語り手目線で語られるものの、年代も様々な人物が何人も登場し、猫(オット)まで……。

朗読されるまでご苦労されたのではないかな、と想像していたのですが、
とても自然に朗らかに朗読してくださり、感謝の気持ちでいっぱいになりました🌸

ピリカさん、こーたさん。
朗読をいただき、そして、ラジオの中でも作品に温かいお言葉をいただき、本当にありがとうございます☺✨

(演劇化、ドラマ化もぜひしてみたいですね♪)



そして、番組の後半はさくらゆきさんの小説「震わすのは」こーたさんが朗読されています。

もうね、この作品は小説を読んだ時から胸が痛くて。
こーたさんの朗読から、主人公の優しさや誠実さ、迷いや素直な感情などがひしひしと伝わってくると切なくて涙が出ました。

けれど、それは後悔する胸の痛みではなくて、「ちゃんと目を向けよう」と決心する勇気をもらえる胸の痛みで。

石を打ち合わせて小さな火花が生まれる時のような、何かに触れた時に突然静電気が指先に走るような。
何かにハッと気づかされる時に感じる「チクッ」とした痛さに似ているような気がしました。


ラジオの中で、こーたさんは作品についてとても熱心に語られていて。
その内容にも心を打たれました。

ぜひ、小説も、そして朗読も体験していただきたい。

多くの方に触れてみてほしい作品です。



最後になりましたが、【ピリカ文庫】に参加できて、とっても楽しかったです☺

これからも新たな作品と、そして、素敵な朗読を楽しみにしています🍀

🌟「ピリカ文庫」のマガジンはこちら↓





いつも応援ありがとうございます🌸 いただいたサポートは、今後の活動に役立てていきます。 現在の目標は、「小説を冊子にしてネット上で小説を読む機会の少ない方々に知ってもらう機会を作る!」ということです。 ☆アイコンイラストは、秋月林檎さんの作品です。