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湊の歴史

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湊の製鉄と「向羽黒山城」の関わり

湊の製鉄と「向羽黒山城」の関わり

向羽黒山城(むかいはぐろやましろ)は、

福島県大沼郡会津美里町にあった日本の城で、

戦国時代会津を治めた蘆名盛氏が8年もの歳月をかけて築城した

天然の要害です。国の史跡に指定されています。

猪苗代の製鉄の歴史を見ていくと、

湊の製鉄と向羽黒山城が深い関りがあったのだろうという推測がありました。

向羽黒山城とは、黒川城(鶴ヶ城)と同時期に造られた山城で、
蘆名盛氏の隠居城と言われています

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鉄を運んだ道を尋ねて。

鉄を運んだ道を尋ねて。

湊町では、平安時代から大規模な製鉄が行われてきたことが分かっていますが、当時湊町で作られた鉄のかたまりである「玉鋼(たまはがね)」を

どのようなルートで会津若松まで運んで行ったのか・・・

堰場と田代の中間あたりにあるところから入り、東山ダムに向かって延びる山道で、(「裏白河街道」と私たちは呼んでおりますが)

そこから会津若松へと降りていく道路があります。

その裏白河街道を通り、湊から鶴ヶ城

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