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やっかいな人々

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あー!こんな人おる!おる! これってうちの姑やん! 悪人でもなければ法を犯しているわけでも無いからこそ 「やっかいな人々」の話! ヤフオクで「やっかいな人々」単行本 (ソフトカ…
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記事一覧

第十一話 えっ?

「新入生、集合!!」 「はいっ!!」 と言い終わらないうちに駆け出した私は、横を走る美咲と目…

湊 舞
5年前
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第十話 正子ちゃん

「お先に失礼します。」 パート先の更衣室を出ながら、鞄の中のスマホを取り出す。 やはりラ…

湊 舞
5年前
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第三話 ばばあ

その『ばばあ』と『みいちゃん』は、上映の一瞬前に私の左隣りの席にやって来た。 ガサガサと…

湊 舞
5年前
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第一話 間違い電話

「リンリーン、電話だよ」 最近、買い替えた携帯電話は 可愛いアニメキャラクターの声で着信…

湊 舞
5年前
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第四話 携帯電話

 昼間の電車はすいている。 私が乗り込んだ車両は、数人がパラパラと離れた座席に座っている…

湊 舞
5年前
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第二話 善良風無思考人たち

『寝た子を起こす』という言葉があるが、文字通りやっと寝付いた赤子を起こしてくれる迷惑な人…

湊 舞
5年前
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第五話 引っ越し

夫の実家が、三十年居座り続けた社宅から引っ越すことになった。 舅が退職するので、仕方なく引っ越すのだ。 夫の実家は、とにかく汚い。 和室に敷かれたカーペットは、使い古したタオルのように薄くなっている。 我が家の雑巾の方がよほどふかふかだ。 荷物が増えるごとに買い足したのであろうちぐはぐなタンスもかなり年季が入っている。 押し入れは、パンドラの箱だ。 私たちが結婚する時に姑が「綺麗な食器があるから。」と、くれた物は、黄ばんだ箱に入った地元の信用金庫の粗品だった。 私の実家の母に

第六話 義 姉

ピンポーン。 日曜日の午後一時。夫と昼食を食べ始めた時に玄関のインターホンが鳴った。 口…

湊 舞
5年前
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第七話 祖 母

「健ちゃん。」 ホテルの地下駐車場に飛び込んだら、そこに立っていたシワシワの塊にぶつかり…

湊 舞
5年前
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第八話 二時間ドラマかサスペンス劇場か

二時間ドラマやサスペンス劇場みたいなことが、我が身に起ころうとは・・・。 母は若い頃から…

湊 舞
5年前
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第九話 災 難

私は、悠々自適の生活を楽しんでいる。 やっとである。 舅姑に仕え、娘二人を嫁がせ、舅姑の介…

湊 舞
5年前
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