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従業員20名の事業会社が専任のWeb担当者を雇うべきか?

みなと(@minato_web_fp)です。岐阜のWebマーケティング支援会社で、累計100社以上の企業の支援を行ってきました。

タイトルにある、「従業員20名の事業会社が専任のWeb担当者を雇うべきか?」について、結論から言うとNoだと思います

従業員が20名を超えてきて、利益もある程度出るようになった、しかしこれまでのような成長率ほどではなくなってきた。顧客開拓もトップ営業に依存している…という場合、新規顧客をオンライン(インターネット)で獲得していく、という戦略にシフトしていくのは当然の流れだと思います。

そうなると、ないがしろにしてきたホームページをリニューアルしなくてはならないし、どうにか集客を増やさないといけない。でも社内にはWebやマーケティングに詳しい人材などいない。

そうなると採用という選択肢が出てくる訳ですが、もちろん人ひとり雇うだけでも採用コストや人件費がかさみます。何より、例えば地方の中小企業にとって以下2つの問題が発生します。

①「Webマーケティングができる人」ってどの程度なのか分からない

そもそもWebの経験がないから、「Webマーケティングができる」という基準が分からないパターンです。

②そもそもWebマーケティングの経験者なんて地方にいない

Webマーケティング人材は、基本的に情報が集約する都心に集中するため、そもそも人がいません。当社も岐阜という土地柄ゆえ、経験者はなかなか稀です。

上記2つの問題から、地方の中小企業がWeb担当者を雇うことは非常にリスク、かつそもそも採用が難しい、という事態になります。

ではどうするか?

選択肢としては以下2つがあると思います。

①支援会社に依頼して内製化する

支援会社にお金を支払って内製化支援を受け、担当者をWeb担当者として育成する、という選択肢があります。Google、Yahoo!などのリスティング広告を例にすれば、大体月額20万円×6ヶ月契約などが多い印象です。

②代理店などに代行を依頼する

いわゆる代理店などに、Web施策の代行を依頼するパターンです。Google、Yahoo!などのリスティング広告であれば、運用代行手数料で広告費実費の20%のフィーがよくある基準です。ただし、都心では10%やそれ以下で受ける場合が増えてきたようです。

リソースが無いなら自ずと②でしょう。リソースがあって内製化したいのなら①ですが、経験上、地方の中小企業で①を考える経営者はほとんどいない印象です。

今日はこの辺で失礼します!

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