自分に厳しい貴方へ。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回も神社旅レポではないのですが、ある気付きがあったので書き残しておこうと思います。

水瀬は今回の満月、全然意識しておらずすっかり忘れていたのですが思いっきり影響出まくりで丸1日ダウンしました。
調べていたら水星逆行も重なっていたらしく体調に影響が出る人も多かったようです。
今は回復してのんびり過ごせているのでご安心ください。

その日、熱発してコロナ疑いがあったため仕事を休むことになってしまい水瀬は落ち込んでいました。
結果的に一日で下がったことや結局コロナではなかったのは幸いでしたが、その日の私は完全に自分虐めモードがONになっていました。

迷惑かけてしまったなぁ。
結局コロナじゃなかったし薬飲んで行けばよかったな。

｢仕事に行けなかった自分｣に対してひたすら脳内でダメ出しをして余計に気分が下がる負のループ。

熱で身体が辛かったのは事実ですしそんな状態で仕事に出たところでいつものように出来たかと言われれば疑問です。
けれどその日は｢出来なかった｣ことにずっと目が行っていました。

それを何の気なしに親しい友人に漏らしたところ

｢同じこと私が言ってたら水瀬は同じように責める？｣

そう聞かれました。
そこで気がついたのですが、私は自分以外の誰かが同じような事をしていても自分に対してかけるほど辛辣な言葉を向けることはないのです。

とても無意識に自分に対してだけ異常に辛辣で、鬼のような言葉を向けていました。

その友人が同じ状況で仕事に行けなかった迷惑かけたと落ち込んでいたとしたら

｢無理して行くより休んで早く治したほうが良いし、それで迷惑だ仕事が回らないなんて言う職場の方がやばい。1人抜けただけで回らない人員しか置いていないのがまずおかしい。｣

そう思ったのです。
なのに自分に対しては

｢体調悪かろうと仕事に行かなきゃ駄目なのに何やってるんだ。コロナじゃないって分かったタイミングから行けばよかったんじゃないのか。そもそも体調管理くらいきちんとやれ｣

くらい鬼のような要求をしていました。
友人ではなく職場の人が同じことになっていたとしても例え自分のやる仕事が増したとしても、私は前者の考え方がベースなので明らかに自分に対してだけきついことを思っていたのだとここで初めて気がついたのです。

｢自分に対してだけめちゃくちゃ酷いこと言ってるね｣

ぽかんとした顔で呟いた私に友人は言いました。

｢私も同じようなところがあるからわかるよ。でも、自分を責めて自分なんか駄目だ生きてる意味ないみたいに思っちゃったことを肯定したら、他の人が同じように感じた時にそんな事ないよって言えなくなる。だから私はそういう風に思うこともあるよね。でも大丈夫だよ。もっと自分に優しくしようねって思うようにしてる。｣

その言葉はストンと胸の中に落ちてきて、そうかそれでいいんだとそれまでぐるぐると渦巻いていた暗い気持ちが段々晴れやかに変化していくのを感じたのです。

多分同じ事を他の誰かに言われたらここまですっきりはしていないかもしれません。

お互いの事情や、気持ち、感じ方。
そういうものを沢山共有してきた数少ない友人が紡いだ言葉だからこそ腑に落ちた部分はあると思います。

けれど、｢自分にだけ｣異様に厳しくなってしまう人って案外多いかもしれません。
私にとってこの友人の考え方はそれを克服するための特効薬でした。

皆がみんなこの言葉が特効薬になるとは限らない。
けれどこの話は同じように｢自分にだけ｣厳しくなってしまう人のきっかけになるかもしれない。

そう思ったのでこれを書くことにしました。

｢自己否定｣と｢無価値感｣。
突き詰めていけばこの命題に繋がるのですが、他者のことは肯定して価値があると感じられるのに自分に対してはそう出来なくなってしまう人って水瀬を含め少なからずいると思います。

私が今回学んだのは、｢他者の視点｣です。
友人にも無価値感や自己否定の気持ちは存在しているけれど、私は彼女のことを価値のない人だとは思わない。
同じようにに友人からみた私も価値のない存在ではないのだと教えてもらいました。

当たり前のことかもしれませんが、一人で考えすぎると自分の視点ばかりになってしまい見えない部分や思い込んでしまっている部分に気が付くことが出来ません。

そして内省は大切ですがやりすぎると自己否定と無価値感に引っ張られやすいなとも感じました。
些か繊細すぎるような気もするのですがこれが自分自身なので、そんな繊細な感性を持ってこの地球人生を謳歌出来ることに感謝しながら、今日も当たり前のようで当たり前ではない日常を過ごしています。

これからも“その時の私”が楽しいと感じることを大切に過ごす。

これが今の私の軸です。
皆様もどうか｢自分の軸｣、大切にされてください。

ここまで読んでくださった皆様、今日もありがとうございます。

皆様が今日も幸せでありますように。

また次の記事でお会いしましょう。