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パパの産後時短勤務のススメ。

今回は、産後のパパの働き方について記していきたい。



昨年2023年7月の3人目の出産にあたり、夫は『産後約2週間の有休+産後2ヶ月ほどの時短勤務』という形で、育児と仕事に対応した。


これが思いの外、パパの産後の良い働き方なのでは?と思ったため、詳細を残せたらと思う。



前提として、世の中的には、男性育休が勧められているし、取得がマストな会社も増えてきている。私も実際夫には、長期育休を取得してほしかったというのが本音だ。


しかし、育休を取得する人が増える一方で、正直なかなか男性の育休は取りずらいという人もいるだろう。


これからの将来、男女共に育休取得は当たり前になることは間違いないが、それが実現するまでのこの数年、この育休が取りずらい、けれどなんとか産後の尊くも大変な時期を夫婦で、家族で乗り越えるための一つの例として、今回の記事を記したい。



私の夫は、メーカーの技術職で職場の9割以上は男性という職場で働いている。女性で育休を取る人が沢山いるような職場であれば、その流れで男性も育休をとなる可能性もあるのだろうが、男性が多い職場だとなかなか浸透しずらいのが実際のところのよう。


それでも、意思を持って、育休を取得する宣言をしてこい!!という気持ちで夫には促していたのだが、実は私も夫と会社が同じで、その雰囲気はよく分かるため、育休という形では休まないと決断した夫の決断も渋々受け入れた。


そして、ついに無事出産。私の入院生活が始まってからは、約2週間有給を取得して、上の子たちの育児に専念してくれた。といっても、保育園に行っている間は、少し仕事をしたりと言った具合に。


入院生活約1週間で退院、私と第三子の帰宅後も1週間近く有給を取得し過ごした。


そして、産後2週間で、夫は仕事に戻ることになる。しかし、母親である私自身の産後の身体は無理させたくなかったため、保育園の送迎は、なんとしても夫がやるようにということで依頼していた。


育休中の保育園預かり時間は短時間になるため、9時から16時が滞在時間、16時にはお迎えが必要だった。そのため、この時間までには仕事を終える短時間勤務で対応してくれた。


と言っても、制度的な短時間勤務となったわけではなく、フレックス制を利用し、残業などで帳尻を合わせたフルタイム勤務ではあった。


そのため、我が家は日中は上の子供は保育園、夫は仕事、16時になると皆が家に揃い過ごすという日々が始まったのだ。


この生活を約2ヶ月続けたことになる。



結果、思いの外、皆にとってよい選択だったと感じる。その理由は3つある。


第一に、今回第三子の出産ということもあり、お世話にはなれているため、新生児と2人で過ごす分には問題がなく、夫が日中家にいないことに不便さは感じなかった。というより、気ままに過ごせてよかったかも?というのが本音だ。


第二に、夫もどちらかというと仕事をしたいという気持ちが強く(この考え自体が時代に逆らっているのだが)、少し仕事量をセーブしたり、周りのサポートを受けながら仕事をしたりすることにはなったが、仕事から長期ではなれず継続できたことは良かったよう。


第三に、やはり、家族でスタートした新しい生活を、16時からでま家族みんなで過ごすことで、少しずつ慣れてくることができたこと。夫が時短で仕事をしなければ叶わなかったことだ。私も子供が3人揃う夜の時間に夫がいてくれて本当に助かった。


実際この生活をしてみてわかったことだが、我が家の皆の希望などを加味した、良い産後の生活スタイルだっと感じる。



何度も言うが、本来は男性も積極的に、可能な限り長い育休を取る必要があると思うし、私もそれを願っていた。ただ、残念だが、誰もがその希望を叶えられるわけではない。けれど、この過渡期を、どのように乗り越えるのか。それぞれが模索し、実行していくことが必要だ。


5年前、第一子を出産した時より、間違いなく男性の育休取得者は増えており、私の周りも育休を取得する男性の方が多くなってきているきがする。だから、夫婦で育休を取れる時は、本当にすぐそこ。


なかなかすんなり男性の育休が取れない人がいる家庭は歯痒いし、悔しいし、不安もあると思うが、では、どうしたら良いのか?家族で意見を擦り合わせながら、この尊い産後の時間を心地よく乗り越えられる家庭が多くあることを願う。


Mina🌱

 

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