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夫の昇進と、適材適所。そして、多少の育児負担は私が担ったる!と思えた話。


かれこれ、4.5年近く、夫は仕事に疲弊していた。この4,5年というのは、我が家の第1子が生まれてからの年月と同じである。


つまり、それまでもブラック寄りの働きかただったのに追い打ちをかけ、子育ても始まったため、休む間もなくなって、心身ともに疲弊していたのだ。


それでも、仕事を頑張る夫。この間、第二子、第三子の誕生もあったので、育休をとりながら一旦リフレッシュでもしたらどうかと思っていた。というか、私も夫の長時間労働には反対で、もっと一緒に子育ての時間を過ごしたいと思っていた。


一旦休職でも、退職でもして、とにかく長い人生、一度、様々なことを見直した方がいいのでは?と思うくらい、疲弊していて、見ていられなかったのだ。


こんなんじゃ、応援もできないし、私がワンオペをしたところで、夫は仕事に忙殺されているし、更に追い込む要因になるのではないか?と思うほどに。


けれど、それが心機一転したかのような状況になった。


夫がジョブリーダーへと昇進したのだ。(一般的には係長あたりか?)いやいや、ちょっと更に忙しくなるんじゃない?まだ子供も小さいし、断るのも手では?と思ってしまった私。


しかし、夫にとって昇進はやはり嬉しいよう。更には。自分の手を動かす業務から、部下を持ち、仕事を回して行くのがメインの業務となり、これが夫に合っているようだった。


昨年までは、疲れたーもうやってる意味ないわーなんていうことも多かったけれど、今は忙しくも、本当に生き生きとしている。


これまでは、仕事をする夫にどんな言葉をかければ良いかわからなかったが、今では全力でがんばれ!応援してる!と言える。


私も、夫が本当の意味で仕事を頑張り、生き生きしているなら、私も多少の育児の大変さは頑張らねばと思うのだ。


もちろん、夫婦で平等に育児をして行くことは大切。だけれど、ある時期ある時期で、バランスをとりながら、支え合って行くこと、多少バランスを崩してしまっても、数ヶ月、数年単位でバランスを取れるよう努力して、あるときバランスをとれるようになれば、それもいいのではないかと思うようにもなった。


そして、仕事は適材適所がある。すぐに環境は変わらずとも、自分に合う仕事に出会うための長期的な努力も必要だと感じた。


特に、子供がいる場合、仕事の時間も限られる。仕事の時間をいかにして過ごせるかが、プライベートの時間にも少なからず影響してくる。だから、より適材適所を見極め、仕事ややして行くことが大切だ。


本当にこの4月からガラッと空気が変わった。夫は、仕事の将来も何も見えないようなことを呟いていた時期もあったが、数年先はこんな感じで、こんなポジションにいけるかな?とポジティブなことも話すように。


そんな前向きな夫を多少多くの育児を担うことで応援できるならしていきたいし、今応援することで、私のキャリアのアクセルを踏むときも応援してほしい笑、とも思っている。


育児が大変、ワンオペが大変、早く帰ってこいというのが定番となっていたけれど、それは、夫への仕事の仕方や心身の疲れが心配だからこそ出ていたセリフで、夫の働き方、仕事への向き合い方が変わるだけで、それが、自分へのエネルギーにもなっていることに、本当に驚く。


今後も我が家の育児と夫婦それぞれのキャリアは永遠の課題になるだろうが、その時々でバランスをとって進んでいきたい。


Mina🌱



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