【短歌&小さな物語】「緑豆湯」
「カルピスは初恋の味」という、昔の有名なキャッチコピーがある。
昔ってどのくらい前なのかと、カルピスのホームページを見てみたら、なんと今から100年以上も前――1920年(大正九年)の新聞広告なのだそう……。
そこでわたしも――というのは、文のつながりとしてかなりおかしいけれど、台湾の「緑豆湯」のキャッチコピー短歌を勝手に作ってみた。
少し解説を加えると、華語(中国語)の「湯」は「スープ」の意味。「緑豆」の甘いスープというわけ。
缶の中に「緑豆」がかなりぎっしり詰まっているので、スープと言っても、かなりどろっとした感じ。
緑色の、濃厚なお汁粉ドリンクを想像してもらえば、中らずと雖も遠からずといったところ。
――この味を、恋にたとえたらどうだろう?
甘くて酸っぱい初恋の味ではなく……
そう、もっと大人の、ちょっと重い恋の味かな……
って、あたしゃ知らないけどさ!(いきなりちびまる子)
缶入り「緑豆湯」は、こちら。↓↓
「有機緑豆」且つ「低糖」のブランドを選んで、これでも健康に配慮しているつもりのわたし。(だったらスイーツ食べるのやめたら、という案は却下)
※今回のイラストは、しおむすびさんの素敵な作品を使用させていただきました。唇だけのところがかえって艶めかしく、大人の雰囲気ですね。
※このイラストのある、しおむすびさんの記事はこちらです。↓↓
しおむすびさん、ありがとうございます!