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キャリアコンサルタント合格への道のり①〜目指したきっかけ〜

こんにちは、ミナモトです。
国家資格キャリアコンサルタントの第23回試験(2023年7月)に合格し、諸手続きが完了、今か今かと登録証が手元に届くのを待っています。

私にとっての合格までの道のりは決して平坦ではなく、2回目の挑戦で合格したということもあり、一人でも多くの受験者の皆さんの参考になればと思い、いくつかの記事に分けてご紹介いたします。

(2023/10/15追記)
当シリーズの番外編として、教育訓練給付金制度について書きました。


1.どんな人が目指す?

まず、
キャリアコンサルタント取得を目指す人ってどんな人?
どんな仕事をしている人?
と、キャリアコンサルタントについて興味を持てば誰しもがこのような疑問を抱くでしょう。

コンサル会社勤め?
人事系部署の経験者?
面接官の経験あり?
etc…

実は、私はもともと一般企業内の採用担当経験があったため、この世界に入るまでは採用経験者や大学のキャリアセンター従事者などしかイメージがありませんでした。

結論から申し上げると、年齢、性別、社会人経験年数、経験業界・業務・職種など、特に偏りはありません。

2.目指す人の共通点

私自身がエントリーしていたスクールのクラスメイトを見ると、20代前半から50代の男女、業界・職種はバラバラ、当時は驚きましたが人事系経験者はわずかでした。
一人ひとりのキャリアコンサルタント取得を目指す背景は様々で、具体的には、

・企画系部署のライン職に昇格し、マネジメントに必要と考えたため
・転職希望者に対するキャリアアドバイザー業務で活かしたい
・以前ハローワークでお世話になったキャリアコンサルタントのように私もなりたい
・採用業務(面接等)で活かしたい
・教育担当として、よく相談を受けるため
etc…

といったところです。

共通点を簡単に考えてみると、何かしらのシチュエーションで「人」と向き合い、役立つためのチカラをつけたい。そんなところでしょうか。
自身の仕事内容や経験などに捉われることなく、いざ対峙したときに専門的なアプローチが出来るようになる。もしかすると、人への興味・関心は高いかと思います。

ご参考までに、独立行政法人 労働政策研究・研修機構のデータをご案内します。
キャリアコンサルタント登録者の属性や活動状況がわかります。

3.向き合い、寄り添い…

特にキャリアコンサルタントとなると、その向き合った人への興味・関心に加え、キャリアの方向性を一緒になって考えたいと思えることが大切でしょう。

更に付け加えると、学びのなかで触れると思いますが「同感」より「共感」することが必要であるため、人に寄り添える、寄り添おうと出来ることが求められると思います。

4.私がキャリアコンサルタントを目指したワケ

そんな私はベタではありますが、自身が勤める企業内の採用業務などの経験をきっかけに、学生、新入社員、入社年次の若い社員と向き合う機会が多いため、専門的な知識をもって対応ができるチカラをつけたいと思いキャリアコンサルタント取得を目指しました。

また、自身のキャリアを考えたときに、いちサラリーマンとして働き続けるか独立するかは分かりかねますが、いずれにしても経験の証明を求め取得を目指しました。

社会人キャリアが十数年となったいま、およそ半分が人事部の所属で、特に人材開発領域を担当しております。
ルーティン業務で常に面談をすることはありませんが、採用や教育に携わるなら間違いなく何かしらのキャリアに関する相談は受けるものです。そのときに「3年はがんばろう」「少し経てば、きっと上司は異動する」「達成すればやりがいを感じられるはず」等々、一見、親身に相談はのっているものの、実は本人の気持ち、思い、考え等には至らず、触れているのは表面上だけで本質の解決を図れそうなことをあたかも助言してるかのように振る舞う。。。

そんな上司・先輩にはなりたくないし、対峙したときにこちらを専門家として見るため、ただただ一般論や経験談を並べるのではなく、専門性をもって対応でき、内面に寄り添える専門家になりたいと考え、キャリアコンサルタントに向けた歩みを始めたのです。


数ある記事の中、最後までご覧いただきありがとうございました。
次回は本シリーズ第2弾として、エントリーしたスクールや学びの進め方について触れられたらと思います。

最後に…
実は本稿が「note」のデビュー作でございました。
構成や見やすさなど、引き続き工夫していけたらと思います。

今後とも宜しくお願いいたします。

ミナモトアラン

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