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本みりんとは?

こんにちは。みりんスイーツと発酵食minamoto食堂の田辺真穂です。

いまや日本の食卓には欠かせない、お料理の定番調味料の本みりんですが、本みりんって一体何からできてるのかな?どうやって作られているんだろう?知っているようで意外と知らない、本みりんについて、簡単にお話ししたいと思います。

本みりんって何だろう?

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本みりんとは、もち米、米麹、焼酎(又はアルコール)を、長期糖化・熟成させて作られたもの。

これが本みりんの定義になります。

照りツヤを出し、上品な甘さをつけ、お料理をグンとおいしくしてくれる、醤油、味噌、酒、酢に並ぶ伝統の発酵調味料です。

今でこそ調味料のイメージが強い本みりんですが、実は、調味料としての需要が高まったのは、みりんの歴史から見ると最近のこと。

昔は、甘い高級なお酒として誕生していて、アルコールの度数は14%ほどあります。

最初は高級階級の方、時代が進むにつれて、次第に庶民にも親しまれるようになり、疲労回復の手段や滋養ドリンクとしても飲まれていたそうです。

実際に飲んでみると、本当に甘くて、とてもおいしいですよ!

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↑こちらはしぼりたての白みりん!

また、伝統の製法で作られる本みりんは、焼酎も米焼酎を使用しているものがほとんどなので、すべてお米からできています。

みりんはお米のリキュール

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みりんの甘さはお米の甘さ。みりんのうまみはお米のうまみ。

日本の宝であるお米を原料とし、発酵の力と伝統の職人技から作られる本みりんの上品でまろやかな甘みは、お米と発酵のたまものなのです。

伝統みりん造りでは、熟成には約2〜3年ほどかかります。中には10年のものもありますよ。(写真左)

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わたしは、発酵と伝統の職人技から引き出されるお米本来の甘さであること、手間と時間を惜しまずかけて作られていることを知り、何気なく使っていた本みりんが、なんだかとても魅力的で、贅沢なものに感じました。

そして、お料理の調味料としてだけではなく、甘いお酒として、また、スイーツの甘味としても使える本みりんに、たくさんの可能性を感じています。

次回は、みりんの種類について、ご紹介しますね^^

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