見出し画像

All or Nothing から抜け出す

こんにちは。
大宮みなもです。

All or Nothing ってわかりますか?
直訳すると「全か 無か」
要するに「ゼロヒャク思考」のことです。

ゼロヒャク思考じゃ自己肯定感なんて上がるわけがない

私は中学生まで超が付くガリ勉でした。
勉強ができることにアイデンティティを見出していたからです。

「100点以外は負け!」と自分に課題を課し、私は100点を取ることにとてもこだわっていました。

そして、その考え方は勉強だけにとどまらず、思考そのものが「100点以外は負け!」つまり、完璧主義のゼロヒャク思考に陥っていたのです。

ゼロヒャク思考だと、「100点以外は全て0点」なのですから、ほとんどが「失敗」となり、自己肯定感なんて上がるわけもなく、こんなに頑張っているのに、何故か自分が好きになれませんでした。

人生、成功と失敗だけではなく「ぼちぼち」なのがほとんどである

しかしながら、人生は、いいことも、悪いことも、ぼちぼちなこともあるのが当たり前で、ほとんどのことが75点くらいで終わるのが普通なんですよね。

それをわかってからは自分の頑張りを認められるようになり、とても気持ちが楽になり、自分のことも愛せるようになりました。

そうは言っても、今でも時々「ゼロヒャク思考」に引っ張られそうになって、ついつい自分を追い詰めてしまうことがあるのも事実です。

そこで、私がゼロヒャク思考に陥らないようにするために意識している考え方をシェアしたいと思います。

①結果を数値化して評価する

ものごとを判断する時に、「できた or できなかった」「うまくいった or うまくいかなかった」の二分思考ではなく、「100点満点に対して何点の出来か」と、点数で評価するようにしています。
すると、ほとんどのことは、100点でも0点でもないんですよね。
だいたい70〜80点が多いことに気付きます。
そして、70〜80点の結果を誉めて、頑張った自分を認めています。

②うまくいかなかった場合の「別の選択肢」を最初から用意しておく

「うまくいかなかった場合は◯◯しよう」と、最初から別の選択肢を用意しておきます。
そして、行き詰まったら、すぐに用意していた別の選択肢に切り替えます。
すると、思考停止することもなく、別な選択肢があるので、「うまくいかなかった」ことは「想定の範囲内」の出来事で、「失敗」ではなくなるのです。

ダメだった場合の対処法を用意しておくのは、とても気持ちが楽になりますよ。


ゼロヒャク思考は、自分を追い詰め、ストレスを増やす考え方なので、
ぜひみなさんも

①結果を数値化して評価する
②うまくいかなかった場合の別の選択肢を初めから用意しておく

をやってみてくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?