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【地味ゲー】While the iron's HOTを続けているやつ、俺ひとりかもしれん

鍛冶屋が主人公の「クラフトRPG」が絶妙に面白くなくてずっと続けてしまう。

雲に覆われたフィールドをひらき、出会った村人の依頼に沿って物を作ったり、お供の牛を引き連れて何かあるかわからないフィールドを切り開いていくのだ。

友達が牛しかいないから泣きゲーかもしれん

村人のリクエストにそって、鎌やハンマーがほしい人がいれば鋼と木材を装置に正しく置いて軽いミニゲームをこなしてひたすら作っていく。

鋼や鉱石を適切に使えば「ダマスカス」や「ガラス」の原料を生み出すことができる。
さらに違う材料を生み出して、用途のあまりなさそうな「ガラスのツルハシ」とかを生み出せる。

原料拾いから始まって、アイテムが溜まるところまでは楽しいけど、システムが理解できると、原料はひとつのアイテムをつくるための、材料の材料の材料の材料でしかないことがわかる。

冷静になって、
何重にもなっている「クラフト」は、ログインボーナスと同じで、ゲームを作業的にしているのではないか!
と気づいたけど、
「戦闘のない鍛冶屋のゲーム」
だしな…。コンセプトが「作業」ですって言ってるようなもんだよな。

それでも嫌いになれないのは、このゲームの細かい不親切さが古のRPGを思い出させるから。

ダンジョン探索して簡単な謎解きがあって、ずっと68点ぐらいの面白さをコトコト出している。
そして、行き先を細かく教えてくれないので、なんでもないところで詰まる。
バグじゃねえだろうな、アイテム消失じゃねえだろうな、ととぼとぼ歩いていたら、前に訪れたところでヒントをくれる住人がいて、フラグが解除されてスッと話が進んだりする。
スーファミのRPG好きの記憶が反応して
「強敵でもなんでもないところで詰む、この感じ知ってる!」
と妙に懐かしくてやめられない。

この先、続けても何もないだろうなとは思ってる。
だけど、実績解除率を見ると、このゲームをここまでやってるのが自分ぐらいしかいないのが嬉しくて、つい起動してしまう。
現時点ではたまに建物に置いたものが消えたり(おい)、BGMが音割れしたりするけど(なぜ)寛大な心で遊んでほしい。

読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。