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「大空スバル5周年振り返り」vtuberが「よくわからないやつの集団」だった時代の最後のアイドル

かもしれない!

大空スバルのデビューからの配信振り返りを観ました。
ゲームできない、歌できない、アニメ知らない。

極貧時代にユーチューバードリームに憧れて応募したら、巨大バーチャルアイドル企業になる直前のホロライブに合格。
人生で初めての匿名の悪口に震え、その後はゲーム配信の楽しさを知り、苦労をかけた父ちゃん母ちゃんにハワイ旅行をプレゼントした(この響きが昭和すぎる!)

大きいゲームというのがあることを知らずに、配信5分前にゲームを買ってインストールができなかったとか、今の配信慣れしてるvtuberでは絶対ありえない話ばかり。

今だったら超高倍率オーディションだから勝ち抜けないけど、おそらく「声がでかくて元気がある」「他より早く応募した」ぐらいの理由で、Vの事務所にデビューできた最後の時代。

ゲームにふれてこなかったから活動初期は登録者数が伸びなかったけど、しゃべるのに慣れてからは、みんなが「アニメやゲームを知らない人に教える喜び」を知ってしまう。弱点が強みに反転するところが好き。

バーチャルの「設定」というと言い方が悪いけど、雑談とかしてて、「ガワ」の部分を取り除いた「本当」が見えるとVに興味を持ってしまう。
「このひと、年齢や服装は設定かもしれないけど、これが好きって話をしているときは、なんか乗ってる!演技じゃない熱がある!」
そんな魂に触れた瞬間、「俺はこのひとをわかってる!」と錯覚してしまう。

スバルの新鮮なサクラ大戦リアクションを摂取したマリン船長。
正直、男でも嫌悪感を感じる人が多いセクハラ年齢いじりを嬉々としてやってる配信はいやだけど(v視聴者の年齢を感じる)、雑談回で高橋留美子作品の良さをしみじみと語っててちょっと好きになった。
あんまり恵まれない環境で育って、自分はその時代のアニメに救われたから、あのときいたような「こういう扱いのキャラ」になりたい!
(主人公のお姉さんぐらいの年齢で、お色気担当だけどおばさんいじりもされるぐらいのポジション)を実行したんだからすごい。

読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。