【ゲームプレイ日記】今ゾンビを扱う「ダイイングライト2」
PS4で「DYING LIGHT2」を買いました。
一言でいえばゾンビもののオープンワールド。
昼間は荒廃した街で貴重品を探し、夜は凶暴な「バイター」が街をうろつく。
奴らに見つかろうものなら、キイイイイ!と声をあげ、どこからともなく肌がデロンデロンになった人たちが群れで走ってきてチェイスが始まる。
身体能力の優れた主人公が、壁のひっかかりや車両の上を飛び回って、数えきれないほどのゾンビをまいて、紫外線ライトの照らされた安全地帯に走りこむ。
地獄の追いかけっこ。ちょっと高いところに上がれば安全だけど、スタミナが続かず落ちれば地獄。
貴重品を手にするにはリスクをおかさないといけない。
戦闘は刀やバットを改造して振り回し、うじゃうじゃ這い上がるヤツらをドロップキックでビルから落とす!武器が壊れたら次々現地調達。レンチや机の足も武器になる!
前作は右も左もゾンビだった時代に出たゲームで、
「出来はいいけど、またゾンビか…」
って空気だった。
今、感染症で文明崩壊したゲームを出すことは、全然違う。管理する側と自由に生きる者、マスクのように通行許可証がわりになるアイテムの存在。すべてが現実のメタファーに見える。
それもゲーム内の設定では2023年ぐらいの超・近未来から始まる。
企画は何年も前からあっただろうけど、時代を3022年にするとか、架空の国に変えたりしないで、「フィクションです」のひとことで発売してしまう凄さ。
ここまでされると気持ちいい。
元々ゾンビ映画って、富裕層と貧民の比喩だったり、現実社会を映し出すものだったんでしょう。それが、もう一度現実になっている怖さ。なのにゲームは気持ちいい。改造電流バットでゾンビ一掃で貴重品をあさって持ち帰り、世界の真実に迫る。クラクラするぜ。
読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。