高級ミカンは重い

紅まどんな、ひとつ何百円とするミカンが目の前にある。各付けチェックの問題にしたら全員見破られて問題として成立しないレベルで普段くってるミカンと違ってて、もうこれが、写真で迫力が伝わらなくて悔しいのだけどすごかった。あと、写真とろうと思ったときは皮だけになってた。

普段手にしてるやつより皮がしっかりしているけど、中身が皮をつきやぶってこのまま中身だけぼとんと落ちるんじゃないかと思うぐらい満ち満ちていて、皮と実の隙間とか白い筋とか余計なものがない。持つとエネルギーがつまってる感じがする。普通のミカンより三割増しぐらいずしっと重い。

りんごのかじりかただと、果汁が爆発してテーブルが汚れるのだけど、どうしても丸のをかじりたくなって、ティッシュをひいてから歯を立てた。酸味は少ない。甘めのミカン8対ネーブル2ぐらいの香り。
人間の品種改良すごい。
自然界への挑戦。ほとばしる果汁の暴力。
自然の恵みって感じすらしない。自然にできるものはもっと簡素でしなびてるものだ。1個食っただけで簡単な朝食として済む。2023年。

読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。