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【新携帯ゲーム機】Playdateのここに2万円を払いたい!

PS5でもXBOXでもないほうの新ハードが発表!

これがPlaydateだ。黄色いボディに白黒液晶。ボタンとクランクで操作する。クランクを回して釣りをしたりする操作もあるようだ。

ゲームは無料で毎週2本づつ配信される。
発売時期などは不明だけど、価格は送料込みで2万円くらい。

紹介映像で、PSVRをつけた子供をいったん出してから、「違う違う!こっち!」と紹介していた通り、目指すところは最先端じゃない。
実写と同等の映像や、オープンワールドでの戦いを配信もいいけど、ベッドで親に隠れてこっそりゲームボーイをやった思い出をよみがえらせるようなゲーム機を作りたかったんじゃないかと思っている。
あのころのほうが楽しくなかった?って。

どうですか皆さん、だいたい2万円。欲しいけどすぐには出せない、ちょっと悩む金額! 中古の現行ハード買えちゃう。
だけど、この機械にお金を払うという考え方じゃなくて、見たことのないゲームが週刊誌みたいに届く日々に2万円を払うと考えると、買いたい。

ぼくら、コンテンツ溢れすぎの世界に生きている。人々が熱狂した音楽や映画がタダ同然で何百万円ぶんも手に入る。
だけど、何億円もかけて作った大作ゲームや映画や音楽が、山ほど手に入る時代になってるのに、心がふるえない! ものすごい数のコンテンツが素通りしていく。

それよりも、あえてこういう、限られた性能のオモチャ(とあえて呼びたい)を、買った人たちだけで「今週のどうだった!?」と語り合う。
学校でゲームの話をしてたときってそんな感じだった。ソフトはモノクロで限られていても、ゲーム好きの原風景を呼び起こす。そんなオモチャになりそう。

ソフト制作には、実況プレイでブームになった「壺男」や、「オブラ・ディン号の帰還」の作者も名乗りをあげている。
PS5やXBOXが確実に欲しがるクリエイターが、そっちに見向きもせずPlaydateに新作を作る。クリエイターとして真っすぐなのか、ひねくれてるのか。あえて新作をアナログレコードで制作するミュージシャンのようだ。

読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。