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「スピリットフェアラー」プレイ日記2

実際には、もっとまぶしさがこちらに迫ってくるような、それでいて懐かしさのあるあざやかなピンクの夕焼けだ。テレビから他の画面に移してみると違うなあ。
生と死のはざまで乗組員を導く船旅ゲーム。
「スピリットフェアラー」2回目。

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船の上に乗組員の部屋や、キッチン・果樹園・鍛冶場といった作業所を好きに配置できます。何回でもやり直せる。効率、美しさ、どちらをとってもいい。

海図をクリックして移動しているあいだに、植物に水をやったり会話をしたり。基本的にこのゲーム、下手でも詰まることがない。
部屋の配置が悪くても、進め方やアクションに慣れてなくても、ちょっと時間がかかるだけ。

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みんなが寝静まったあとに水やりをしてみる。食事は、貝を拾ったり木の実をとったりして、キッチンで加熱して作るんだけど、ハリネズミ?のおばあちゃんが、食べられないものが多くて。
コーヒーは刺激物だから食べられない。辛い物や外国の料理も見慣れなくて食べてくれない。けっきょく、何度も断られながら食べられる果物を見つけて、おかえしにサクランボをもらったりして旅をつづけた。

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アイテムを集めると、家を改築できる。
乗組員がひとりひとり天に召されるゲームだから、そのあとは空き家が残る。解体したほうが効率がいいんだろうけど、どうするかねえ。しょせんゲームだし、と割り切れないねえ。


旅をすすめると、どうやらおばあちゃんは物忘れが激しくなって、プレイヤーを違う誰かと勘違いしたり、彼女は足が悪いから家を下の階に移動させよう、と他の乗組員から提案されたりする。

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だんだん、覚えていることのほうが少なくなった彼女は、他の乗組員が食事や仕事をしているあいだ、ただ船首に立って何かを思うようになる。

そこに、何もしなくてもいいんだけど、たまに果物を持っていったり、ハグすることもできる。

そしたら、このゲームのシステムとして
「連続で同じ食事を出したら断られる」ようになっているので、うっかりぼくが連続でリンゴを出してしまって、そこだけ物忘れの激しくなっているはずのおばあちゃんに
「それは前も食べた」
って、断られた。

読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。